スペック・価格・発売日
OS | Android 12 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 |
RAM/ROM | 12GB / 256GB-512GB |
メモリ規格 | LPDDR5 / UFS 3.1 |
ディスプレイ | 6.5インチ / UHD / OLED / 120Hz |
カメラ | 12MP / 12MP / 12MP / 0.3MP (広角/超広角/望遠/深度) |
インカメラ | 12MP |
バッテリー / 充電速度 | 5000mAh / 30W |
生体認証 | 指紋認証 |
重量 | 185g |
防水防塵規格 | IP65 / IP68 |
対応バンド 5G | n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28 / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79 |
対応バンド 4G | B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28 / B29 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B46 / B66 |
対応バンド 3G | B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 |
Antutu | 1,020,000点 |
価格 | 193,000円 |
発売日 | 2022年 6月11日 |
期待外れのカメラ性能
Xperia 1 IVは、リーク情報で「48MPカメラを搭載する」と散々噂されていました。
しかも、”48MPなのにピクセルビニングしない” といった情報もあり、かなり変態的なスマホとして楽しみにしていた人は多かったです。
いざ発表されてみると、カメラは12MP+12MP+12MP+0.3MPで前年と変わらず。
さらに、メインカメラのイメージセンサーはIMX557で、これはXperia 1 IIIから全く進化していません。(f値も同じ)
センサーサイズは1/1.7インチと、ミドルハイレンジ程度しかありません。
それだけに留まらず、Xperia 1 IVの望遠カメラはセンサーサイズが1/2.9インチから1/3.5インチへ小さくなっています。
センサーサイズが小さくなったおかげでペリスコープの焦点距離が少し伸び、3.5X-5.2Xの連続ズームにも対応しました。
それはいいことなのですが… 作例を見る限り、Xperia 1 IVのペリスコープは1 IIIよりも解像感が大きく劣化。(おそらくセンサーサイズの縮小が原因)
そのほか、全カメラによる4K120FPS動画撮影・連射撮影時に全フレームHDR処理対応(最大20枚)など、グッと進化している部分もありますが、いかんせんハードウェアが貧弱。
Xperia 1 IVは他社のフラッグシップに比べ、HDR性能やズーム性能、低照度・夜景などで大きく劣ります。
オーディオ系はかなり進化
Xperia 1 IVは新設計したスピーカーユニットを搭載し、低音域の再現性を向上。
また、スピーカーでも360° Reality Audioに対応したことで、まるでライブ会場にいるかのような臨場感ある音を楽しめます。
マイクも大幅に改良され、SONY MUSICと共同開発した「Music Pro」を搭載。
Xperia 1 IVのマイクで録音した音声に、ノイズ・残響音低減などの処理を施します。
値段高すぎ
Xperia 1 IVの価格、なんと19.3万円。
確かに性能が高くなっている部分もありますが、前年比+4万円はさすがに高すぎると言わざるを得ません。
私としては、Xperia 1 IVを買うくらいならXperia Pro-I、AQUOS R7を強く強くおすすめします。
参考 : www.gsmarena.com / xperia.sony.jp
xperia1 iv / xperia 1 ⅳ / エクスペリア1 iv