天体撮影をする方法
12S Ultraには天体撮影モードがありませんが、プロモードでシャッタースピードを伸ばせば意外とちゃんと星空を撮ることができます。
今回の記事ではただプロモードで撮るだけでなく、Sequatorを使用して加算平均合成を行います。
加算平均合成のやり方は非常に簡単で、RAWを複数枚撮ってSequatorにアップロードするだけです。
また、12S UltraとX80 Proの比較もしているので、よろしければそちらもご覧ください。
【X80 Proと比較】Xiaomi 12S Ultraのカメラ性能レビュー!
12S Ultra天体撮影作例
(写真をクリックすると、撮ったまんまの高画質な写真を見ることができます)
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 30s
ISO : 400
【Sequator】
合成枚数 : 4枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 30s
ISO : 400
【Sequator】
合成枚数 : 4枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 30s
ISO : 400
【Sequator】
合成枚数 : 4枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 15s
ISO : 1000
【Sequator】
合成枚数 : 3枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 15s
ISO : 1000
【Sequator】
合成枚数 : 6枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
【RAW撮って出し】
シャッタースピード : 20s
ISO : 1000
【Sequator】
合成枚数 : 5枚
ダークフレーム減算 : 有り
Sequatorの設定 : デフォルト
加工ありの作例
今まではSequatorで合成しただけの無加工作例でしたが、ここからはSequatorのオプションを有効化すると同時に、Lightroomでノイズ除去を行っています。
Sequatorには「光害を除去」できる機能がありますが、これを使うと星が強調される一方でノイズが爆増するため、Lightroomで一手間加えないと写真の見栄えが悪いです。
まとめ
12S UltraのRAWは他のフラッグシップに比べてノイズが少ないため、天体撮影との相性が最高です。
ノイズの少ない12S UltraのRAWにSequatorの処理を加えれば、天体撮影性能最強と言っても過言ではないほどクオリティの高い写真が出来上がります。
この記事では3枚~6枚程度しか合成していませんが、枚数を増やせば増やすほどノイズ量は減っていきます。
次に撮影する際には数十枚単位の合成を試してみるつもりです。
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