【値段高すぎ!!】Google Pixel 8 / Pixel 8 Proのスペック・価格・発売日まとめ

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    Google Pixel 8シリーズ発表、それぞれのスペックと価格

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    10月4日、Googleは#Made By Goolgeイベント内で「Google Pixel 8」「Google Pixel 8 Pro」の2機種を発表しました。

    今回の発表会では、これら2機種以外にもGoogle Pixel Watch 2が発表。尚、Pixel Watch 2の中身はほぼPixel Watchで進化が少ない模様。

    この記事ではPixel 8 / Pixel 8 Proの主要なスペックについてお話しするとともに、両機種の価格と発売日も一覧表でまとめていきます。

    Pixel8のスペック

    SoC・Google Tensor G3
    CPUコア構成・Cortex X3 / 2.91GHz / 1Core
    ・Cortex A715 / 2.37GHz / 4Core
    ・Cortex A510 / 1.70GHz / 4Core
    GPU・Mali-G715 / 10Core
    セキュリティチップ・Titan M2
    ディスプレイ・6.2インチ
    ・OLED
    ・FHD+ (2400 x 1080px)
    ・60Hz〜120Hz
    ・2000nits (全体1400nits)
    メモリ/ストレージ・8GB LPDDR5X
    ・128GB/256GB UFS3.1
    カメラ・25mm(メインカメラ) / F1.68 / 50MP / ISOCELL GN1 / 1/1.31インチ / 1.2μm(4in1 Pixel Binning 2.4μm) / FWC7500e- / Duel Pixel 全画素PDAF (OctaPD)

    ・18mm(超広角カメラ) / F2.2 / 12MP / IMX386 / 1/2.9インチ / 1.25μm / PDAF(2×1 OCL?) / FOV 125.8°
    インカメラ・10.5MP / F2.2 / 1.22μm / FOV95°
    バッテリー・4575mAh / 有線27W / Qi18W
    接続・USB-C
    ・Bluetooth 5.3
    ・Dual SIM (nano-SIM + eSIM)
    ・WiFi7
    ・NFC
    防水防塵・IP68
    本体寸法/重量・150.5 x7 0.8 x 8.9mm
    ・189g

    Tensor G3の詳細

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    Google Pixel8が搭載するSoC「Google Tensor G3」は、Google Tensor G2の後継として開発されたGoogleオリジナルチップです。

    全体的なスペックがTensor G2から底上げされており、CPUのハイパフォーマンスコアにはCortex X3を採用。

    このCPUコアはSnapdragon 8 Gen 2のハイパフォーマンスコアでも搭載されています。

    一般に普及しているSnapdragon 8 Gen 2はCPUクロックが3.2GHzまで上昇しますが、Pixel 8は2.91GHzに制限されます。

    これはおそらく、消費電力と発熱をできるだけ抑えるためだと思われます。

    ミドルパフォーマンスコアにはCortex A715を搭載。

    Cortex A715はハイパフォーマンスコアとして採用しても遜色ないほど高性能。実際に、ミドルクラスのSoCではA715をメインのコアとして添えているものがあります。

    メインとしても使える程度の性能があるコアをミドルパフォーマンスに採用するTensor G3は、Tensor G2比で大幅な性能向上を果たしていると予想されます。

    最後に、ローパフォーマンスコアはCortex A510を採用しています。

    Cortex A510は性能というよりは省電力性を重視しており、パフォーマンスが要されないタスクはこのコアが処理をします。

    これにより、Cortex X3とCortex A715はパフォーマンスが重要なタスクに重点的に力を割くことができます。

    AIの中枢であるTensor Processing Unit(TPU)はTensor G2よりも0.1GHzのクロックアップ。

    画像処理を行うGXPは第2世代に進化。

    今まで以上に難しい処理も高速で行うことができるようになり、この恩恵か、Pixel 8シリーズのカメラには新しいソフトウェア機能がいくつか追加されました。

    ディスプレイは大幅スペックアップ

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    Google Pixel 8のディスプレイは6.2インチのコンパクトサイズで、Pixel 7よりも小さくなっています。(Pixel 7は6.3インチ)。

    ディスプレイ解像度はFHD+、60Hz〜120Hzに対応するOLEDパネルを採用しました。

    Pixel 7までは最大リフレッシュレート90Hzに制限されていましたが、Pixel 8は遂に120Hzをサポートするようになりました。

    大きな変化がもう一つあり、Pixel 8は最大輝度が2000nitまで拡大。

    画面全体面積の輝度としては1400nitまで対応しており、Pixel 7から400nit高くなっています。

    最大輝度が高くなったことによって、周辺が明るい環境でも画面の視認性が良くなります。

    カメラは主にソフトウェアが進化

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    Google Pixel 8のメインカメラには1/1.31インチのイメージセンサーを搭載。ピクセルサイズは1.2μm、4in1ピクセルビニング対応なので2.4μmまで拡大します。

    メインカメラは新しいイメージセンサーを採用したと述べられていたため、たぶんISOCELL GN1からISOCELL GNVへと進化しているのだと思います。(発表会でイメージセンサーは明かされていなかった)

    スペック的にはISOCELL GN1とほぼ同じですが、ISOCELL 3.0によってノイズが10%改善しています。

    ISOCELL GNVはvivo専用のイメージセンサーとして開発されたモデルですが、おそらく既に独占期限は切れており、そのおかげでPixel 8シリーズでもGNVが使えるようになったのでしょう。

    GNVが初登場したのはvivo X80 Proで、発売日は2022年4月。なんと1年半前。

    1年半前のイメージセンサーをメインカメラに採用するというのは、正直微妙。

    スペックが低いわけでは無いとはいえ、値上げもしたのに1年半前のお下がりってのは残念ですね。

    vivoは1年半前に既にそこを通過しているわけですから。今更ドヤ顔で「新しいイメージセンサーになったぞ!」って言われても…

    その代わりと言ってはなんですが、メインカメラのF値はF1.68に明るくなりました。(Pixel 7はF1.9)

    ちなみにvivo X80 ProのメインカメラはF1.57。Pixel 8よりだいぶ明るいです。

    超広角カメラは豆粒IMX386。画素数12MP、センサーサイズ1/2.9でピクセルサイズ1.25μm。しょぼい。Pixel 7から変わって無いですし。


    ソフトウェア側ではいくつか新機能が追加。

    撮影後に人物の表情を変更できる機能と、動画内の音声ノイズを除去できる機能が追加されています。

    あと消しゴムマジックも強化されたみたいですね。

    バッテリー容量増加!

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    Pixel 8のバッテリー容量は4575mAhで、Pixel 7よりも220mAh増加しました。

    充電速度は最大27Wで、Pixel 7から+7W。Qi無線充電は18Wまで対応しています。

    充電速度は相変わらず超絶激遅であり、値上げしたくせに大したことありません。

    あのiPhoneと同じ速度とは… Androidフラッグシップとして、せめてiPhoneくらいは超えてもらわないと困ります。

    Pixel8 Pro

    SoC・Google Tensor G3
    CPUコア構成・Cortex X3 / 2.91GHz / 1Core
    ・Cortex A715 / 2.37GHz / 4Core
    ・Cortex A510 / 1.70GHz / 4Core
    GPU・Mali-G715 / 10Core
    セキュリティチップ・Titan M2
    ディスプレイ・6.7インチ
    ・LTPO OLED
    ・WQHD+ (2992 x 1334px)
    ・1Hz〜120Hz
    ・2400nits (全体1600nits)
    メモリ/ストレージ・12GB LPDDR5X
    ・128GB / 256GB / 512GB UFS3.1
    カメラ・25mm(メインカメラ) / F1.68 / 50MP / ISOCELL GN1 / 1/1.31インチ / 1.2μm(4in1 Pixel Binning 2.4μm) / FWC7500e- / Duel Pixel 全画素PDAF (OctaPD)

    ・18mm(超広角カメラ) / F1.95 / 48MP / IMX586 / 1/2.0インチ / 0.8μm(4in1 Pixel Binning 1.6μm) / FWC4500e- / PDAF(2×1 OCL) / FOV 125.5°

    ・120mm(ペリスコープ) / F2.8 / 48MP / ISOCELL GM5 / 1/2.52インチ / 0.7μm(4in1 Pixel Binning 1.4μm) / PDAF
    インカメラ・10.5MP / F2.2 / 1.22μm / FOV95°
    バッテリー・5050mAh / 有線30W / Qi23W
    接続・USB-C
    ・Bluetooth 5.3
    ・Dual SIM (nano-SIM + eSIM)
    ・WiFi7
    ・NFC
    ・UWD
    防水防塵・IP68
    本体寸法/重量・162.6×76.5×8.8mm
    ・213g

    Tensor G3はPixel8と同じ

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    Google Pixel 8 ProのTensor G3とPixel 8のTensor G3では、スペックに少し差があったりするのかなーっと思っていました。

    が、どちらも全く同じ模様。セキュリティチップのTitan M2も同様です。

    そのため、Tensor G3の詳細についてはPixel 8の章をご覧ください。

    ディスプレイが微小型化

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    Google Pixel 8 Proのディスプレイは6.7インチに若干小型化。(Pixel 7 Proは6.71インチでした)

    それに伴って解像度も若干下がり、2992x1344px。

    ポイントは新たなLTPO AMOLEDパネルと最大輝度で、リフレッシュレートは1Hz~120Hzの可変式。

    最大輝度は2400nit、全体面積も1600nitに上がり、Pixel 7 Proから大幅な進化を遂げました。

    また、このパネルは完全にフラットなタイプを採用しており、iPhoneっぽい見た目に変更されています。

    カメラはうーん。。

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    Google Pixel 8 ProのメインカメラはPixel 8と同じくISOCELL GNVである可能性が高いです。

    センサーサイズ1/1.31インチピクセルサイズ1.2μmと同一。F値も同じくF1.68。

    超広角カメラは48MPでセンサーサイズ1/2.0インチ、ピクセルサイズ0.8μm、4in1ピクセルビニングで1.6μm。

    QuadPDオートフォーカスとのことですが、スペック的にIMX586っぽい予感がします。

    仮にIMX586であれば、オートフォーカス方式は2×1 OCL。2018年とかそのくらいのイメージセンサーなので、だいぶ古いですね。

    ペリスコープ望遠カメラは48MP 1/2.52インチ、ピクセルサイズ0.7μm、4in1で1.4μm。

    光学ズーム倍率はPixel 7 Proから変わらず5Xですが、F値がF2.8に明るくなっています。

    イメージセンサーはおそらくISOCELL GM5を継続していて、スペックは大したことありません。

    レンズが明るくなったおかげで低照度には強くなっていそうです。

    また、オートフォーカスで用いられるToFは、8×8のマルチゾーン対応のセンサーに刷新されました。

    カメラのソフトウェア機能はPixel 8と大体同じですが、Pixel 8 Proにはプロモードが追加。

    プロモードなんて他社ならずっと前からある機能なわけですが、Pixelにはありませんでした。

    プロモードが追加されたことによって、長時間露光を活用したライトトレイル撮影やRAW天体撮影が可能になり、撮影の幅がグッと広がることは間違いないでしょう。

    そんな感じのカメラですが、他社に比べて突出したスペックかと言われると、別にそういうわけでもなく…良くも悪くもなく。

    ソフトウェア機能で面白いものはありますが、ハードウェアは特に言うことはありません。

    バッテリー容量増加&30W対応

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    Pixel 8 Proのバッテリーは5050mAhに容量がアップし、充電速度は30Wに。(Pixel 7 Proはバッテリー容量5000mAh、充電速度23W)

    充電速度がめっちゃ遅いため、満充電するまではだいぶ時間がかかると予想できます。

    他社フラッグシップだと低くても45W、速い機種なら100Wに対応している物もありますので、Pixel 8 Proの充電速度は信じられないくらい遅いです。

    値段が鬼高い

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    Google Pixel 8の最低価格は112,900円、Google Pixel 8 Proは159,900円です。

    高い!!!!!!!!!!!!!!とにかく高い!!!値段が高すぎる!!!!!

    なななんと!Pixel 7から+30,400円、Pixel 7 Proから+35,600円!!! 値上げ幅が某Appleよりもエグイ!!!高い!!なんでこんな高いの!!

    Tensor G3とディスプレイ以外どこにお金かかったの? ってくらいハードウェア的にはどこかからのお下がりが多いわけですが、なぜここまで値上げしちゃったんでしょうね。

    円安だから高いってのはもちろんそうなんですが、US版も両機種ともに100ドル上がっているんです。

    これは大コケする予感。キャリアの施策で安くなれば売れると思いますが、直販だとほとんど売れなそうです。

    Pixelって安いわりにそこそこスペック良いから売れていたのであって、高くなってスペックそこそこだったら普通にiPhoneかGalaxy買うわけですよ。

    Pixel 8の価格にあと5000円上乗せすればiPhone 15買えちゃいますからね。デザインもiPhone 15は最高だし、私だったらこっち買います。

    発売日はどっちとも10月12日。

    参考 : store.google.com (Pixel8Pro) / store.google.com (Pixel8)

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