Galaxy Z Fold6には800ドル前後の低価格モデルが存在?

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    Galaxy Z Fold 6の低価格版を発売?

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    2019年から折りたたみスマホ市場を牽引してきたSAMSUNG。

    昨今は他社製の折り畳みスマホも続々と登場しており、様々な選択肢が増えたことでGalaxy Z Foldシリーズが市場を独占していた時代は既に終わりつつあります。

    IDCが調査したレポートによると、2022年度の折り畳みスマホ市場におけるSAMSUNGのシェアが79%だったのに対し、2023年度は14%減の65%に留まっています。

    そんな中、SAMSUNGは巻き返しを図るべく、新型「Galaxy Z Fold 6」の低価格モデル投入を計画しているようです。

    ※低価格版Galaxy Z Fold6のネーミングは現状不明であり、一部メディアでは「Galaxy Z Fold 6 FE」と仮名づけられているため、今回の記事ではそのネーミングをお借りします。

    通常のGalaxy Z Fold 6は2024年7月~8月の発表が噂されており、リーク情報ではZ Fold 5からデザイン変更の可能性も示唆されています。

    さらに今回、Z Fold 6の廉価版投入の噂が浮上し、折りたたみスマホ市場のさらなる盛り上がりを予感させます。

    低価格版は800ドル前後になる可能性

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    韓国メディアSisa Journalの報道によると、SAMSUNGはハイエンドモデルと比較して性能を抑えた廉価版「Galaxy Z Fold 6 FE」を投入する可能性があるとのこと。

    このモデルでは、通常のGalaxy Z Fold 6からSoCディスプレイバッテリー容量など各パーツでコストダウンが図られる見込みです。

    コスト削減のため、Galaxy Z Fold 6 FEではSペン対応を廃止する方向にあるようです。

    Galaxy Z Fold 6 FEのディスプレイパネルには、価格を抑えるため、Sペンを使用するためのスタイラス位置検出レイヤーである「デジタイザー」が搭載されないとみられています。

    一方で、メインのイメージセンサーは50MP、超広角カメラは12MPのデュアルカメラを搭載するなど、一部でハイエンドモデルと同等のハードウェアスペックを採用する可能性が示唆されています。

    しかし、画像処理チップ(ISP)の違いから、ハイエンドモデルに搭載されるものと比べて画質は劣ると思われます。

    価格は現行ハイエンドモデルのGalaxy Z Fold 5(1799ドル / 26.8万円)と比較して、およそ800ドル(11.9万円)程度になると予想されています。

    また、MWC 2024では、通常版Galaxy Z Fold 6の上位機種にあたる「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の開発情報もありましたが、こちらは現状では目立った続報が無く信憑性が低そうです。

    一方、廉価版の投入に関しては、今回を含め複数のメディアが報道をしており、実現の可能性は高まっているようです。

    SAMSUNGは折りたたみスマホ市場黎明期からトップメーカーとしての地位を確立してきました。

    しかし、近年は他社勢の台頭が著しく、特に中国市場ではSAMSUNGの折り畳みスマホ事業は苦戦を強いられています

    今回噂されている廉価版の投入は、そうした状況を打破し、新規顧客層の獲得や市場シェアの回復を狙った戦略と考えられます。

    参考 : www.sisajournal-e.com / www.androidpolice.com / www.tomsguide.com

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      この記事を書いた人

      結城のアバター 結城 著者

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