Xiaomi 13 Ultraで花火を撮影してみた

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    Xiaomi 13 Ultraで花火大会に乗り込む

    なんだかんだで6, 7年ほど祭りや花火大会に行っていなかった私。

    重い腰を上げ、9月24日に開催された調布花火大会を撮影してきました。

    この花火大会は30万人くらい見るとかなんとかで、現場は警備員さんがいっぱい居てセブンの前の駐車場が人で埋まってたり、草むらの中にレジャーシートを引いて座る強メンタルの民がいたり、それはそれは修羅の国と化していました。

    「場所取りなんかしなくてもなんとかなんだろ」と思っていた私は、良ポジは既に取られている状況に唖然。

    仕方なく歩き回って、道路上に三脚を立てることにしました。(道路は安全のため歩行者天国)

    ここで三脚を立てる場所も大きなポイント。私のメンタルでは、一人だけ三脚おったててしかもスマホ撮影という不思議な光景を背後からジロジロ見られる状況に耐えられません。

    ということで、既に三脚を立てていた知らないお兄さんのすぐ隣に三脚を設置。となりに三脚仲間がいるというだけで安心感がパないです。

    三脚には私のXiaomi 13 Ultraと、弟のvivo X60T Pro+が鎮座。私の13UにはND 2-400を装着。

    弟にもND8とND4くらいのフィルターを渡していたのですが、どうやら家に忘れてしまったようです。このせいで弟の撮影した写真は軒並み白飛びすることとなります。

    私が撮影していた大体のポイントは以下。

    xiaomi 13 ultra
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    セブンイレブン川崎布田店の真ん前で撮影していたわけですが、背後にはドデカいセブンの看板。しかもめちゃめちゃ光る。

    フレアにならないか心配でしたが、一応大丈夫だったので一安心。

    場所取りはひとまずこれでOKということで、あとは花火が打ちあがるのを待つのみ!

    花火の作例

    xiaomi 13 ultra

    いよいよ、花火がドドーンと打ちあがります。

    「お時間が近づいてまいりました。あと○○秒ほどで1発目が打ちあがります!」←みたいなアナウンスあるのかなーと思ってぼーっと突っ立ていたわけですが、アナウンスとか何もなしにいきなりドカーン!!!

    心底ビックリした私は、急いで写真撮影の準備をします。

    というのも、実際に花火が打ちあがってみないとISOやシャッタースピード(以下SS)、NDフィルターの調整などが出来ません。

    最初の数発は写真の明るさの調整に使って、本腰を入れるのはその後です。

    設定完了後、良い感じに撮れたのは以下の写真たち。全部で20枚~30枚くらいあるかなと思います。ちなみに花火は全10000発だそうな。

    xiaomi 13 ultra
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    他にも10枚くらいあるんですが、似たような写真なので省きました。

    これらの写真はXiaomi 13 UltraのRAWをLightroomで加工し、jpgで出力したものです。(サイト上ではwebpに変換して軽量化してます)

    撮影した写真はダウンロードできるようにしたので、下のリンクからDLしてノイズやディティールの参考にしてください。Lightroomで加工した写真も入れておきました。

    ケラレがあったりする写真だけ精査して省いていますが、基本的には撮った写真がほぼ全部入っています。つまりヘタクソな構図とか失敗してるやつとかも入ってます。

    13Uの写真をダウンロード (980MBほどあるのでPC推奨)

    1インチのIMX989搭載とはいえ、低照度環境かつNDを付けていると流石にノイズが出やすいかな~という印象。

    SSは大抵の写真で10s~13s、長いものだと30sまで伸ばしていますが、ハイライトが死にやすいので30sの写真はほぼ全部没です。

    花火が爆発してから消えるまでの間を、ちょうどいい塩梅で捉えることができるのが10s~13sくらいでした。

    ISOは50~800と幅広いですが、実際は50~160の間で設定している写真が多いですね。

    しかしながら、ISO50~160だと少しハイライトが暗すぎる印象を受けるため、300くらいまで上げてもよかったかもしれません。

    NDフィルターは可変式なので、2~400の間で調整が可能。数値が大きいほど暗くなります。

    どのくらい暗くしてるかを数値的に見ることができないので感覚の話になりますが、たぶんND300程度の暗さだったと思います。

    NDを使わないと花火が明るすぎて白飛びするため、花火撮影では可変NDが必須となります。

    撮影に使うレンズはメインカメラと中間望遠がほとんどすべてを占め、1枚だけペリスコープでも撮りました。

    あと超広角もそこそこ撮っていたんですが、NDがケラレになっていたので全没です。

    もっと離れた場所で撮るべきだった

    私が撮影していたスポットからすぐ目の前の河川で花火を打ち上げるため、デカい花火だと完全に真上で爆発します。

    普通に見る分には近い方が綺麗だし迫力あるのですが、私は撮影が目当て。

    真上だと、三脚の角度的に撮れません。撮れても花火の上部分が切れてしまいます。

    そこで超広角を使うわけですが、前述の通りケラレ。

    そもそもメインカメラと超広角カメラでは、近くの花火を撮ると歪みが目立ちます。

    これはレンズの性質上しょうがないわけですが、美しく撮るのであれば歪みが無い写真が理想です。

    望遠カメラを使えばレンズの歪みはほとんど目立たなくなるとて、今度は近すぎて花火が写りきらないという問題も発生。

    そんなこんなで、完全に撮影場所をミスりました。さすがに近すぎます。

    あと数百メートル離れた位置から望遠カメラで撮るのが理想的でしたが、今更移動すると撮影スポットを確保できるか怪しかったため、今回は移動せずに撮影を続けました。

    来年も調布花火大会は行くつもりなので、次はもっと良い撮影場所を探しておきます。

    参考 : www.kenko-tokina.co.jp / www.sony.jp


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