vivo X80の主な仕様
vivo X80は最上位モデルでは無いにもかかわらず、SoCにDimensity 9000を搭載。
前世代のSoCと比較し、GPU性能は35%向上、APU (AI) 性能は400%向上など、現状最強クラスのパフォーマンスを誇ります。
また、クーリングには、vivo史上最も大きなVC液体冷却システムを採用。
SoCの発熱を素早く外部へと逃がし、パフォーマンスを長時間発揮させることが可能です。
ディスプレイはX70 Pro+によく似ていて、最新のE5素材・6.78インチの大画面・最大輝度1500nits・リフレッシュレート120Hzなどをサポート。
カメラ構成は50MP(広角)+12MP(超広角)+12MP(望遠)のトリプル、イメージセンサーはそれぞれ、IMX866 / IMX663 / IMX663。
メインカメラはセンサーサイズ1/1.49インチで、RGBWカラーフィルターを搭載しました。
2019年あたりにvivoはRGBWの開発を公言していましたが、実用化されたのはX80が初めてとなります。
vivoによると、RGBWは一般的なRGGBに比べて約60%多くの光量を取り込むことができるとのこと。
また、ZEISSとの共同開発により、高品質なシネマティック動画撮影モードにも対応しています。
最後に、vivo X80は独自チップである「V1+」を搭載。
V1+は画像処理はもちろんのこと、ディスプレイチップとしても機能します。
このチップでは、ディスプレイのHDR処理、ゲームプレイ時のフレーム補完、高度なノイズリダクションなどを実現。
vivo X80 Proの主な仕様
X80 ProはSnapdragon 8 Gen 1かDimensity 9000の2種類を選ぶことができます。
8 Gen 1のほうがカメラの機能が多かったりカラーバリエーションが豊富なので、私としてはDimensity 9000よりも、8 Gen 1版がおすすめです。
ディスプレイはX80無印と大体同じですが、X80 ProならWQHD+や10bitカラーなどをサポートしています。
カメラは50MP(広角)+48MP(超広角)+12MP(中間望遠)+8MP(望遠)のクアッド構成、イメージセンサーはGNV / IMX598 / IMX663 / Hi847。
GNVはGN1の改良型イメージセンサーで、SAMSUNGの新しいアルゴリズム「ISOCELL 3.0」に対応。
新アルゴリズムのおかげか、前世代と比べてノイズ量が10%低減したと話しています。
また、X70 Pro+は超広角カメラにMicro PTZ(マイクロジンバル)を搭載していましたが、X80 Proでは中間望遠にMicro PTZを採用。
これにより、中間望遠カメラでのシネマティック動画撮影が可能になりました。
そのほか、夜景ポートレート4.0、タイムラプス3.0、背景モーションブラーなど、様々な機能がアップデート・追加されています。
値段は結構安い
X80の価格は72,000円、X80 Proは108,000円で、どちらもスペックから考えればなかなか安いですね。
既にAliexpressでも販売が開始され、Aliexpress Standard Shippingなら日本への輸入も可能*。
※vivoのスマホは複数の配送業者で禁輸処置がとられており、日本への輸入が難しい状況です。そのため、私はAliexpressの運営に「日本への輸入ルートはあるか」と質問したところ、「Aliexpress Standard Shippingなら問題ない」と回答をいただきました。