新型Xperia 1シリーズのティーザーが公開
ソニーは、2024年5月15日に新型フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」の発表を予定しています。
それに先駆けて、新たなティザー動画が公開され、その進化の片鱗が明らかになりました。
今回のティーザーで明らかになったことは、Xperia 1 VIのペリスコープ望遠カメラの構造。
ティザー動画内では、85mmから138mmまでのズームの様子が確認できますが、実際の製品ではさらに進化した性能が期待できます。
というのも、今までのリーク情報では、Xperia 1 VIには85mmから170mmまでの望遠撮影を可能にするペリスコープ望遠レンズが搭載されると言われているからです。
以前にリークされた公式画像からも、85mm-170mm望遠レンズの存在が確認されています。
レンズを動かして焦点距離を変更する機構自体はXperia 1 IIIから搭載していますが、170mmまでの長いレンジに対応するのは今回が初となります。
これにより、最大7倍の光学ズームを実現し、遠距離撮影が可能になります。
その他にも、Xperia 1 VIには以下の進化が期待されています。
- 19.5:9のアスペクト比を採用した新ディスプレイ:従来の21:9から変更され、若干幅が増えた画面になります。ただし、解像度は4Kから下がる可能性も。
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3搭載:最新のフラグシップSoCを搭載し、高い処理性能を実現。
- 12GBまたは16GBのRAM搭載:大容量のRAMで、マルチタスクや高負荷な処理にも快適に対応。
- メインカメラと超広角カメラ:Xperia 1 Vから継続の可能性。メインは24mm ExmorT for mobileを搭載、超広角カメラは16mm。
- ソフトウェア処理の向上:Photo Pro、Video Pro、Cinema Proなどのカメラアプリが1つに統合され、より使いやすくなる。
- 1.5倍明るい新ディスプレイ:従来よりも明るく、野外でも見やすい画面に。
- 120Hzの可変リフレッシュレート:滑らかな画面表示が可能。
- 5,000mAhの大容量バッテリー:長持ちするバッテリーで、安心して使用できる。
また、Xperia 1 VIは、新開発の高性能オーディオチップと回路改良により、ダイナミックでクリアなサウンドを実現します。
ハイレゾオーディオ、ハイレゾオーディオワイヤレス、360 Reality Audio、LDAC、DSEE Ultimateなど、様々なハイエンドオーディオコーデックに対応。
加えて、ソニーピクチャーズとソニーミュージックが監修した高音質スピーカーが搭載されています。
豊かな低音とクリアな音質で、映画や音楽を臨場感あふれるサウンドで楽しめます。音楽愛好家も唸る高音質を楽しむことができます。
もちろん3.5mmのイヤホンジャック/ヘッドホンジャックも健在です。
今回、Xperia 1 VIでは、ブラック、ホワイト、ダークグリーンの3色展開。完全フラットディスプレイを採用し、パンチホールのないすっきりとしたデザインを採用。
5月15日に正式発表され、およそ20万円前後で発売すると予想されています。