新型Xperia PRO-Cは小型化されつつ、カメラ性能は強化?

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    新Xperia PRO-C (PRO-II) は小型化 & カメラ強化

    xperia pro ii 発売日

    ソニーは、2021年に発売したXperia PRO-Iの後継機となるカメラに特化したプロ向けスマートフォンを開発している模様です。

    これまで、Xperia PRO-Iの後継機種はXperia PRO-IIというネーミングになるという予想が多かったですが、新たなリークにより、「Xperia PRO-C」と呼ばれる可能性が高いことがわかりました。

    Android Headlinesが持つ情報筋によると、Xperia PRO-Cは前モデルよりも小型化されながらも、高性能なカメラを搭載するとのことです。

    このスマートフォンには、前作の6.5インチディスプレイの代わりに、6インチのコンパクトなOLEDディスプレイが搭載されるとされています。

    また、最近発売されたXperia 1 VIと同じように、1080 x 2340pxの2K解像度も備えています。

    加えて、Xperia PRO-Cのディスプレイには反射防止コーティングが施されるとのことで、これはGalaxy S24 Ultraと似たようなコーティングになると思われます。

    Galaxy S24 Ultraでは、反射防止コーティングのおかげでディスプレイの反射を抑え、従来機種に比べて大幅に画面が見やすくなったと好評でした。

    Xperia PRO-Cのメインカメラには、画素数50MPの1インチイメージセンサーを搭載し、今回もCarl ZEISS監修のレンズを採用します。

    このメインカメラの絞り値はF1.8焦点距離は20mm光学式手振れ補正 (OIS) も搭載しています。

    昨今のフラッグシップだと23mmや24mmが多い中、Xperia PRO-Cは20mmという広い画角に対応。

    これは、Xperia PRO-Iの24mmよりもだいぶ視野角が広くなっていると見られ、20mmのメインカメラがどのように機能するのかとても気になりますね。

    1インチメインカメラはRAW 12bitと14bitのDCG RAWに対応しており、情報量の多い写真を撮影することで後加工がしやすくなっています。

    今回のリークではメインカメラがExmor T for mobileによる二層トランジスタに対応しているのか否かはわかりませんでしたが、もしそうであれば、スマートフォン向けイメージセンサーの中では初の1インチ二層トランジスタとなります。

    一方で、Android Headlinesの情報筋は「Xperia PRO-CのメインカメラはOmnivisionになるかもしれない」とも語っており、そもそもSONY製ですらない可能性もあるようです。

    また、前作のXperia PRO-Iは “1インチ” と謳っておきながらも、実際はクロップされていたというちょっとした事件もありました。

    (クロップ分は手振れ補正時に効果を発揮するという見解もありましたが、どのみちクロップしていた事実に変わりはない)

    Xperia PRO-Cは “真の1インチ” なのかどうかにも注目していきたいところです。

    メインカメラ以外は、オートフォーカス機能付きの12MPセカンダリカメラが搭載されている可能性があります。

    このイメージセンサーは、120fpsでの4K動画撮影、10bit 420 S-LOG ガンマカーブ、およびHLG録画機能を提供します。

    さらに、このセカンダリカメラは60fps RAW動画撮影、Sony S-Cine-tone、Creative Lookをサポートしている可能性があります。

    SoCにはSnapdragon 8 Gen 3

    xperia pro ii 発売日

    Xperia PRO-CのSoCにはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3が搭載され、Xperia PRO-I (Snapdragon 888)から大幅なスペックアップを果たします。

    CPU・GPUなどのパフォーマンスが向上していることは当然のことながら、さらに省電力性やAI性能、通信技術などもSnapdragon 888を凌駕。

    Snapdragon 888の爆熱問題も、Snapdragon 8 Gen 3ではかなりマシになっているなど、あらゆる点でSnapdragon 8 Gen 3が優れています。

    Xperia PRO-Cのベースモデルには12GBのRAMと256GBのストレージが搭載されます。

    注目すべき点は、画面が6インチにコンパクトになっているにもかかわらず、従来モデルよりも大きな5,000mAhのバッテリーを搭載していることです。 (Xperia PRO-Iは4,500mAh)

    バッテリー関連では、改良された45W PD高速充電ソリューションも搭載されていると言われています。

    最後に発売日についてですが、情報筋は発売の時期については言及しませんでした。

    ソニーは最新のフラッグシップモデル「Xperia 1 VI」を発売したばかりであるため、新しいPROシリーズは第4四半期中(10月~12月ごろ)に発売される可能性があります。

    価格についても現状では不明ですが、円安や大幅なスペックアップなどが重なり、Xperia PRO-Iからの値上げも視野に入ってくるかもしれません。

    参考 : www.androidheadlines.com

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