Google Pixel 9シリーズ発売は前倒し!!
![pixel9 リーク](https://spinformation.info/blog/SP/Google-Pixel9-Official-Release-Date/Google-Pixel9Pro-Summary-Part2-2.webp)
本日(6月26日)、GoogleはPixel 9シリーズとPixel Fold 2の発表イベント日時を公開しました。
Googleが公開した動画には、「VIII・XIII・MMXXIV」と記載されており、これらを数字に直すと「13・8・2024」となります。
つまり、2024年8月13日にGoogle I/Oイベントが開催され、そこで今年発売の新製品が発表されると見て間違いないでしょう。(日本時間では8月14日)
これは、従来の10月発売から大幅に早まったスケジュールです。
Pixel 9シリーズは、Pixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XLの3モデルがラインナップされる見込みです。
デザインは刷新され、フラットなエッジとカメラバーを採用する予定です。また、性能面では、Google独自のプロセッサーであるTensor G4を搭載し、AI機能が強化されると予想されます。
これら3機種のスペック詳細については後程お話ししましょう。
Pixel Fold 2は、初代Pixel Foldの後継機種であり、より洗練されたデザインと改良された機能が期待されています。
詳細はまだ明らかになっていませんが、前モデルよりも薄型軽量化され、ディスプレイも改善される可能性があります。
このイベントでは、Pixel Watch 3シリーズの発表も予定されています。Pixel Watch 3は、Wear OS 3を搭載し、健康管理機能や通知機能が強化されると予想されます。
Pixel 9シリーズは全3機種?
![pixel9 リーク](https://spinformation.info/blog/SP/Google-Pixel9-Official-Release-Date/Google-Pixel9Pro-Summary-Part2-3.webp)
リーク情報によれば、Google Pixel 9シリーズでは待望の小型Proモデル登場の可能性が浮上しています。
従来の3モデルに加え、小型Proモデルが仲間入り?
これまでのPixelシリーズは、スタンダードモデルと上位モデルの2種類が主流でしたが、Pixel 9シリーズでは「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の4機種展開が予想されています。
従来、高画質カメラ搭載モデルは大型化しがちでしたが、Pixel 9 Proは、コンパクトな筐体に望遠レンズを搭載することで、カメラ性能と使いやすさを両立した待望のモデルとなる可能性があります。
折りたたみモデル「Pixel Fold」の後継機も今年発売予定
さらに、Google初の折りたたみスマホ「Pixel Fold」の後継機種「Pixel Fold 2」の発売も今年中に控えていると噂されています。
このPixel Fold 2ですが、以前のリークでは「Pixel 9 Pro Fold」という名前になる可能性が示唆されていました。
これはあくまでGoogle社内で そう呼ばれているだけであって、実際に発売するモデルも同様のネーミングになるのかは、出てみないことには分からないようです。
Pixel 9シリーズのデザイン
Google Pixel 9
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今年8月発売予定のGoogle Pixel 9は、デザインを一新し、より洗練された外観になるとのことです。
リーク情報によると、フレーム、背面、ディスプレイ、カメラユニットすべてがフラットデザインを採用。
近年主流となっているフラットデザインを取り入れながらも、カメラユニットの存在感を高めることで、Google Pixelらしい個性的なデザインに仕上がっています。
このフラットデザインは、AppleのiPhone 14シリーズやSAMSUNGのGalaxy S23シリーズといったライバル機種とも共通点があります。
これは、Googleが競争力を維持するために市場のトレンドを取り入れた可能性が高いと考えられます。
四隅は丸みを帯びたデザインで、持ちやすく手に馴染みます。
丸みを帯びた角は昨年発売されたPixel 8のデザインを受け継いでおり、ユーザーからの好評を受け継いだものと考えられます。
リーク情報によると、Pixel 9のディスプレイサイズは6.03インチとされていますが、本体寸法(152.8 x 71.9 x 8.5mm)から考えると、実際のサイズは6.1インチに近いと思われます。
また、Google Pixel 8aが6.1インチの画面サイズであることを考えると、上位機種であるPixel 9がPixel 8aよりも小さいサイズを採用する可能性は低いと考えられます。
カメラユニットは背面から大きく飛び出し、本体と合わせると厚さは12mmに達すると言われています。
これはカメラ性能向上のための措置と考えられますが、デザインは好みが分かれるところかもしれません。
Google Pixel 9 Pro
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Pixel 9シリーズの中でも、特に注目を集めているのがPixel 9 Proです。
名前から前モデル(Pixel 8 Pro)の改良版のように見えますが、実際には全く新しいコンセプトで設計されたスマートフォンと言えます。
Pixel 9 Proの最大の特徴は、従来は上位機種のみで搭載されていた機能を、小型ボディに凝縮したことです。
SoC、メモリー/ストレージ、ディスプレイなどの基本スペックは、Pixel 9 Pro XLと共通になると言われています。
一方で、Pixel 9 Proと廉価版のPixel 9は本体サイズ(152.8 x 71.9 x 8.5mm)が同じで、デザインもかなり似ています。
しかし、Pixel 9 Proはベゼルが薄いため、ディスプレイサイズは6.2インチ前後になると予想されます。
デザイン以外で主な違いは、望遠カメラの有無です。Pixel 9 Proは望遠カメラを搭載していますが、Pixel 9は搭載していません。
Google Pixel 9 Pro XL
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Pixel 9 Pro XLは、前年モデルPixel 8 Proの正当進化と言えるモデルです。
リーク情報によると、本体サイズは162.7 x 76.6 x 8.5mmで、厚みを除けばPixel 8 Proとほぼ同じデザインとのことです。
一部の情報ではPixel 9 Pro XLのディスプレイサイズは6.5インチと予測されていますが、これは恐らく測定方法の誤りによるものと思われます。
実際には、Pixel 8 Pro同様に、6.7インチの大型ディスプレイが搭載される見込みです。
カメラはPixel 9 Proと同様にトリプルレンズ構成で、新しいデザインのカメラユニットが採用されています。
本体厚さはPixel 9 Pro、Pixel 9と共通の8.5mmで、最近のフラグシップスマートフォンの中では薄型です。
Pixel 9 Pro XLは、Pixel 8 Proの性能を継承しながら、カメラとデザインを改良した大画面スマートフォンです。
大画面で高性能なスマートフォンを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
SoCにはTensor G4を搭載
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Google Pixel 9シリーズには、次世代チップ「Google Tensor G4」が搭載され、処理速度と省電力性が向上することが期待されています。
FNN Newsの報道によると、Tensor G4は SAMSUNGの4nmプロセスを採用しているとのことです。
性能向上と省電化を実現する鍵となっているのが、最先端のパッケージング技術「FOWLP (ウェーハーレベルパッケージング)」の導入です。
従来の技術と比較して、チップ内部の信号伝達速度や耐熱性を向上させることができ、マルチコア性能と全体の効率を大幅に向上させることが可能です。
半導体業界に詳しいリーカーのRevenus氏は「FOWLPは放熱性を改善し、同時に電力効率と性能を向上させることができる」と説明しています。
性能はイマイチ?…
しかしながら、最近リークされた情報によると、Tensor G4は前世代のTensor G3と比べてコア数が1つ少なく、8コア構成となっています。
具体的には、Cortex-X4コアが1基、Cortex-A720コアが3基、Cortex-A520コアが4基搭載されています。
各コアのクロック周波数は向上しており、Cortex-X4は3.1GHz、Cortex-A720は2.6GHz、Cortex-A520は1.95GHzで動作します。
Antutu ver.10ベンチマークテストによると、Pixel 9のスコアは1,016,167点、Pixel 9 Proのスコアは1,148,452点、Pixel 9 Pro XLのスコアは1,176,410点となっています。
現行モデルのGoogle Pixel 8が約900,000点、Pixel 8 Proが約1,160,000点であることを考えると、Tensor G4のベンチマーク結果はそれほど劇的な向上は見られません。
ちなみに、Tensor G4の性能はQualcommの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」の約半分。
参考までに、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したスマートフォンは、ROG Phone 8 Proが2,120,210点、iQOO 12が2,090,252点、OPPO Find X7 Ultraが2,052,133点というスコアを記録しています。
ベンチマークスコアだけで性能を完全に把握することはできないとはいえ、半分のスコアというのは決して良い結果とは言えません。
さらに、Pixel 9シリーズの発売からわずか数ヶ月後に次世代SoC「Snapdragon 8 Gen 4」の発売が予定されていることを考えると、Pixel 9シリーズは発売直後に性能面で競争力を大きく失ってしまう可能性があります。
Pixel 10シリーズを待つべきかも
さらに、GoogleはPixel 10シリーズにはTSMC製のチップ「Tensor G5」を採用する予定であり、Tensor G5はTSMCの最新製法を用いて製造されるため、性能面で大幅な向上が期待されます。
TSMCチップは、その高い電力効率と性能から、スマートフォン市場で高い評価を得ています。
Pixel 9シリーズとPixel 10シリーズの性能差は、TSMCチップの採用によりグッと拡大することが予想されます。
現在の情報を見る限り、Pixel 9シリーズは性能面で他社に劣りますし、Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズの発売を待つのも良い選択肢かもしれません。
カメラ性能
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Google Pixel 9シリーズは、AIとソフトウェアによる進化が期待されています。
カメラに関しては、現時点では詳細なスペックは明らかになっていませんが、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLにはメインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラのトリプルカメラ構成が搭載されることは確実です。
しかし、Pixel 9 Proの望遠カメラは、より上位モデルであるPixel 9 Pro XLの望遠カメラよりも性能が低くなる可能性があります。
また、Pixel 9シリーズはイメージセンサーのラインナップに若干の変更が見られる可能性がありますが、大幅なアップグレードは期待できません。
メインカメラには、引き続きSAMSUNGのISOCELL GNKが採用される見込みです。
Pixel 9シリーズでは、イメージセンサーなどのハードウェアスペックよりも、AI機能やソフトウェア処理の向上に重点が置かれるようです。
指紋認証センサーがアップグレード!
Googleは、2024年8月13日発表予定の「Pixel 9シリーズ」に、超音波指紋センサーを待望搭載します。従来の光学式センサーから大幅に精度・速度・利便性を向上させた、ストレスフリーなロック解除を実現します。
長年の課題だった認証精度問題を解決
Pixel 6シリーズ以降、光学式センサーを採用してきたPixelでしたが、認証速度や精度に関する不満が一部ユーザーから上がっていました。特に、湿った指や画面汚染の影響を受けやすい点が課題となっていました。
今回搭載される超音波指紋センサーは、Qualcomm製の高性能モデル「3D Sonic Gen 2 (QFS4008)」で、Galaxy S24 Ultraにも採用されています。光学センサーよりも高速かつ高精度で、湿った指や画面汚染の影響を受けにくいのが特徴です。
全モデルに搭載、Pixel 9シリーズ全機種で快適なロック解除
Android Authorityによると、この超音波指紋センサーはPixel 9シリーズ全モデル(Pixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL)に搭載される予定とのことです。
Pixel Fold 2は側面センサー搭載
一方、同日発表予定の折りたたみ式スマートフォン「Pixel Fold 2」には、従来通り側面電源ボタン内蔵の指紋センサーが搭載されます。これは、SAMSUNGの折りたたみ式スマートフォンと同様の仕様です。
価格は据え置き?
![](https://spinformation.info/wp-content/uploads/2024/07/Google-Pixel9Pro-Price-Leaks-1.webp)
2024年秋発売予定のGoogle Pixel 9シリーズの価格は、現時点では公式発表されていないため、正確な予測は困難です。
しかし、過去の傾向やリーク情報に基づいて、ある程度の推測は可能です。
まず、Pixel 8aの価格は499ドルに据え置かれていることから、Pixel 9の価格は650ドルから700ドル(10万円から11万円)程度になると予想されます。
Googleは、Pixel 9をaシリーズよりも上位モデルであることを明確にする必要がありますが、同時に、価格が高すぎると、Proモデルとの差別化が難しくなります。
Pixel 9 Proの価格は、800ドル前後(12.4万円)と予測されます。
一方で、Pixel 9 Pro XLは1,000ドル(15.5万円)前後の価格帯を維持する可能性が高いです。
価格改定の可能性
しかし、3機種同時発売ということもあり、Googleが価格帯を全体的に引き上げる可能性も否定できません。
その場合、Pixel 9が800ドル、Pixel 9 Proが1,000ドル、Pixel 9 Pro XLが1,200ドルとなる可能性があります。
これは、Googleの主要ライバルであるSamsungやAppleの価格帯に近くなります。
現時点ではあくまでも予測であり、発売に向けて情報が更新されるにつれて価格は変動する可能性があります。
より具体的な情報については、今後のリーク情報などに注目する必要があります。
参考 : x.com/madebygoogle / www.androidpolice.com / twitter.com/OnLeaks / www.androidauthority.com / www.youtube.com/@tttechnology