Google Pixel 8aがBluetooth SIG認証を通過
Google Pixel 8aがFCC認証に続き、Bluetooth SIGにも登録されました。
発売前の必須認証の一つをまた通過したということで、Pixel8a発売までの準備が着々と進行しているようです。
Bluetooth SIGには G8HHN、GKV4X、G6GPR、G576Dという4つのモデル番号が登録されており、今回の認証から唯一判明している詳細情報としては、Pixel 8aはBluetooth 5.4接続をサポートするということです。
Pixel 8aは、5月14日と15日に開催されるGoogle I/O 2024で発表されることが確実視されています。
同イベントは既にGoogleによって公式にアナウンスされており、Google Pixel 8aを含むいくつかのプロダクトを公開する見込みです。
Pixel8aはイベント初日に発表する可能性が高く、5月中には発売されるかもしれません。
このモデルは先日、Geekbenchにもベンチマーク情報が掲載されました。
その情報によると、予想通りGoogle Tensor G3が搭載されることが確認できました。
これは、フラッグシップモデルであるGoogle Pixel 8 Proにも搭載されているチップです。(しかし、Pixel 8aはPixel8/8ProよりもクロックダウンしたTensor G3だと思われる)
Geekbenchの情報によると、Google Pixel 8aは8GBのRAMを搭載するとのことです。また、こちらは既に知られていることですが、Android 14がプリインストールされ、後にはAndroid 15へのアップデートも予定されています。
ディスプレイは6.1インチが予想されており、今回、Googleは120リフレッシュレートに向上させる可能性があります。
また、Pixel 8aのディスプレイは最大輝度1400nitsとHDRに対応すると予想され、チップセットはMali-G715GPUと組み合わせて搭載されるでしょう。
リフレッシュレート/最大輝度が向上すると共に、価格もPixel 7aから向上しているようです…
バッテリー容量は4,500mAhで、27Wの急速充電に対応するとみられています。
充電速度は昨年のモデルと同じく、ワイヤレス充電も比較的低速になると考えられます。パッケージには充電器は付属しません。
カメラ性能については、背面に光学式手ぶれ補正(OIS)付きの64MPメインカメラと13MP超広角カメラを搭載すると言われています。前面カメラは13MPで、これらはPixel 7aと同じ構成です。
Google Fiの広告でPixel 8aのデザインが漏洩
Googleはスマホメーカーの中でも特にリークが激しいことで有名ですが、Google Fi Wirelessの広告でPixel 8aのデザインを漏らしてしまった可能性があります。
これまでにも、レンダリング画像から実機と思われる画像まで、さまざまな情報が漏洩しています。
メーカー公式が誤って情報を漏洩してしまうことはほとんどありませんが、Googleは結構な頻度でそれをやっています。
そんなガバガバセキュリティで大丈夫だろうか? とこちらが心配してしまうくらいに、Googleは何故か うっかりリークしてしまうことが多いです。
話を戻しましょう。GSM Arenaによると、Googleが広告の中でPixel 8aと思われる端末を見せてしまった可能性があるとしています。
この広告はYouTubeでFrutejuiseというユーザーが偶然発見し、この広告から、Pixel 8aについてのいくつかの重要な情報を読み取ることができます。
Pixel 8aの注目すべき点の一つは、LEDフラッシュの横にマイクがないということです。通常のPixel 8では、フラッシュモジュールの横に小さなマイクがあるのが確認できます。
しかし、Pixel 8aのこれまでのリーク情報では、このマイク穴がありません。Google Fiの広告に写っている端末にはマイク穴が無く、ここからPixel 8aなのではないか? と推測することができます。
さらに、どちらの端末もPixel 8 Proでのみ提供されている「ベイ (ブルー)」と「ポーセリン (ベージュ)」というカラーバリエーションを採用していることがわかります。
もちろん、この画像にあるモデルは100% Pixel 8 Proではありません。
このリーク情報はフェイクの可能性もあるため、決定的な証拠にはなりません。
しかし、広告の画像は、これまでのリーク画像と比較すると、確かにPixel 8aによく似ています。
標準のPixel 8では存在しないカラーリングがなされていることから、これはGoogleが今後発売するPixel 8aであることを示唆しています。
価格は値上げ
2023年、GoogleはPixel 7a、Pixel 8、Pixel 8 Proの価格を値上げしました。
当初は、少なくとも次の世代まではこの価格帯が維持されると考えられていました。現行機種の価格はそれぞれ500ドル、700ドル、1,000ドルであり、妥当なライン取りに見えました。
しかし、状況は変わるかもしれません。ドイツの小売店からのリーク情報によると、Pixel 8aの価格は570ユーロ前後、つまり米国では550ドル前後になる可能性があるようです。
日本円にすると、83,200円ほどになります。Pixel 7aは500ドルで日本円換算75,600円。Pixel 8aはPixel 7aから7,600円くらいの値上げです。
実際には、日本市場ではもう少し安くなります。参考として、Pixel 7aは69,300円で発売されました。
Pixel 8aも同じように、実際のレートより低いレートで計算された価格で発売してくれるはずなので、7万円台中盤~後半程度には収まるだろうと予想しています。
そもそも手頃な価格帯が売りのはずのPixel aシリーズで、またもや値上げが実施されることになります。
OnePlus 12Rなど、同程度の価格帯で強力なライバル機が存在することを考えると、Googleは苦戦を強いられるかもしれません。
一方で、チェコ、エストニア、フィンランド、ハンガリー、リトアニア、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニアなど、新規参入地域も多数あるようです。
つまり、GoogleはPixel 8aの売上台数に相当な自信を持っているのだろうと予想できます。
参考 : www.mysmartprice.com / www.youtube.com
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