Galaxy Z Fold6のリーク情報まとめ
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Galaxy Z Fold 6は2024年中に発売を予定している、SAMSUNGのフラッグシップ折り畳みスマートフォンです。
Galaxy Z Fold 6のスペックやデザインなど、多くの情報が既にリークされています。
また、スペックを抑えて価格を安くした “廉価版Galaxy Z Fold 6” の登場や、逆にスペックを上げた “上位版Galaxy Z Fold 6 Ultra” の登場など、様々なうわさが飛び交っています。
この記事では特に信頼性が高いソースからの情報をもとに、Galaxy Z Fold 6の最新リーク情報についてまとめています。
デザインはGalaxy S24シリーズっぽくなる
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サムスンは、2024年7月に発売予定の折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold 6」と「Galaxy Z Flip 6」において、最新フラッグシップモデル「Galaxy S24」シリーズのデザイン要素を取り入れる可能性があることが判明しました。
Android Headlinesがパイプを持つ情報筋によると、Z Fold 6とZ Flip 6は、S24シリーズと同じようにフラットなフレームを採用し、スピーカーグリルもS24シリーズのような形状に変更されるようです。
また、Flip 6では背面カメラレンズ間のギャップが縮小される可能性があります。
発売まで数ヶ月を切った今、サムスンはすでにデザインを決定している可能性が高いです。
上記の画像は、サードパーティ製ケースメーカーからのもの。
このレンダリング画像からは、今までのリークを裏付ける要素がいくつか見られます。
特に、フラットフレームを採用したカクカクしたデザインはシンプルで洗練された印象を受け、最近のデザイントレンドにも沿っています。
今回のデザイン変更は、ZシリーズとSシリーズの統一感を高めることが期待できます。
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OnLeaks氏とSmartprixが協力して作成されたデザインレンダリングと360度動画から、Galaxy Z Fold 6のデザインを より深く知ることができます。
カラーバリエーションはダークグレーが確認されており、これは恐らく「ファントムブラック」と呼ばれるカラーでしょう。
ポート配置はGalaxy Z Fold 5と同様で、上部には3つのマイクとスピーカーグリル、下部にはUSB-Cポートともう1つのマイク、スピーカーグリルが配置されています。
Galaxy S24 Ultraと同様のデザインの新しいスピーカーグリルが搭載されていることも確認できます。
電源ボタンには指紋センサーが埋め込まれており、音量ボタンは右側、SIMカードスロットは左側に配置されています。
背面カメラシステムはトリプルレンズ構成で、先代と同じようにカメラモジュールの隣にフラッシュが配置されています。
ディスプレイは、外側ディスプレイにパンチホール式インカメラ、内側ディスプレイにはアンダーディスプレイインカメラが搭載されています。
画面比率はやや幅広に
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本体サイズは前モデルと違いがあり、縦のサイズは1.4mm低く、横幅が2.6mm広くなったGalaxy Z Fold6。
ディスプレイサイズは内側が7.6インチ、外側が約6.2インチと、ディスプレイ自体は前モデルから大きく変化していません。
しかし、本体サイズが少し幅広に変更されていることから、ディスプレイのアスペクト比も少しだけ横長になっていると思われます。
競合機種と比較すると、OnePlus OpenはGalaxy Z Fold 6とほぼ同じ高さで、幅が広く薄くなっています。
Google Pixel 9 Pro Foldは、CADベースのレンダリング画像を見る限り、Galaxy Z Fold 6よりもさらに幅広くて薄いです。
厚さは6.1mmで前モデルと同じことから、Galaxy Z Fold 6も水滴型ヒンジを採用している可能性が高いでしょう。
ちなみに、S Pen用のホルダーや収納スロットは搭載されていません。
実機もリーク
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Android Headlinesは、Galaxy Z Fold 6のカメラリングデザインをリークしました。
情報筋によると、Z Fold 6は背面カメラレンズ周囲に円形の金属製リングが付くとのこと。
Galaxy Z Fold 5で見られた、光沢のあるリングは廃止されています。
リーク情報によると、Galaxy Z Fold 6はFold 5と同じくトリプルカメラシステムを搭載する見込みです。
50MPメインカメラ、10MP望遠カメラ、12MP超広角カメラの構成になるようで、カメラバンプの薄型化が実現しているとの噂もあります。
現状のリークを見る限り、Galaxy Z Fold 6のカメラハードウェアはGalaxy Z Fold 5から変わっておらず、今回はソフトウェア機能のアップグレードによる差別化に頼るものと思われます。
GeekBench公式サイトで一部スペック判明
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現状未発表のGalaxy Z Fold 6ですが、ベンチマークテストにより一部スペックが明らかになりました。
Geekbench6の公式サイトに登場したのは、キャリア向けモデルと思われるSM-F956Uという型番の端末です。
今回確認できた主なスペックは以下の通りです。
- プロセッサ:Snapdragon 8 Gen 3
- メモリ:12GB RAM (他のメモリバリエーションがあるかは不明)
- OS:Android 14 (One UI 6.1.1搭載予定)
ベンチマーク結果はシングルコアで1,964ポイント、マルチコアで6,619ポイントでした。
他のSnapdragon 8 Gen 3のGeekBench6スコアがシングルコア2,200点前後、マルチコア6,800点前後であることを考えると、Galaxy Z Fold 6のスコアはやや低め。
メモリは12GBで、現状最新のLPDDR5X規格に対応する見込み。
これ自体はGalaxy Z Fold 5と同じため、進化は見られません。
充電速度は変化なし
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中国の認証機関である3Cから、Galaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6の充電関連情報が明らかになりました。
3C認証によると、Galaxy Z Fold 6はSM-F9560、Galaxy Z Flip 6はSM-F7410という型番で登録されています。
これらのデバイスには、EP-TA800という型番の25W充電器が付属する模様ですが、同梱されるかどうかは現時点では不明です。(ほぼ確実に別売りになるでしょう)
残念なことに、今回の認証ではバッテリー容量に関する情報は明らかになっていません。しかし、両モデルともデュアルセルバッテリーを搭載する見込みです。
25W充電に対応するということは、Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5と同じ充電速度となります。
つまり、急速充電には対応しておらず、フル充電には時間がかかることが予想されます。
適切な充電器を使用すれば、約30分で半分程度まで充電可能ですが、満充電までにはGalaxy Z Fold 6は約1時間30分、Galaxy Z Flip 6は約1時間かかるとのことです。
廉価版はキャンセル?
ここ数年、Samsungの折りたたみ式スマートフォンは、Galaxy Z FoldとGalaxy Z Flipの2機種が中心となっており、発売スケジュールも比較的明確でした。
しかし、今年は「Ultra」モデルや廉価版の投入が噂され、例年とは異なる展開になりそうです。特に、廉価版の発売に関しては、今回残念な情報が明らかとなりました。
韓国メディアTheElecによると、サムスンは当初、Galaxy Z Fold 6の廉価版を投入する計画を持っていたようです。
価格は現行モデルの約2,000ドル(約27万円)から抑えられ、コストパフォーマンスが期待されていました。
報道によれば、廉価版Galaxy Z Fold 6はSペン非対応で、薄型設計にもならない可能性がありました。
一方で、20万回の折りたたみテストをクリアし、ある程度の耐水・防塵性能も備える予定だったようです(埃に対する耐塵性能については、現時点では不明確です。現行のハイエンドモデルでさえ防塵性能を謳っていない)。
しかしながら、TheElecはサムスンが廉価版Galaxy Z Fold 6の発売をキャンセルする可能性があると報じています。
その理由として、廉価版と上位機種との差別化が不十分であることと、現在のビジネス情勢に対する不透明感が挙げられています。著名リーカーのIce Universe氏も、発売中止を断言しています。
上位版 “Z Fold 6 Ultra” の存在が濃厚に
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Android Headlinesが入手した情報によると、サムスンは「Galaxy Z Fold 6 Ultra」を投入する計画を進めていることが判明しました。
型番はSM-F958Nで、過去に投入されたGalaxy SシリーズのUltraモデルと同じく、型番末尾が「8」であることが根拠の一つとして挙げられます。
サムスンはこれまでGalaxy Foldシリーズに「Ultra」モデルを投入したことはありませんでしたが、Galaxy Sシリーズで成功を収めた「Ultra」ラインをFoldシリーズにも展開するようです。現時点では詳細なスペックは不明ですが、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載することが確認されています。
また、従来のFoldシリーズとは異なり、Galaxy Z Fold 6 Ultraは韓国でのみ販売される可能性が高いこともわかってきました。
これは型番末尾の「N」が韓国市場を意味しているためです。
通常モデルのGalaxy Z Fold 6 (SM-F956N) も韓国での販売が予定されており、現時点ではグローバルでの販売計画は確認できません。
発売日と価格
Galaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6は、7月10日にパリで開催されるイベントにて発表される予定です。
同イベントでは、Galaxy Watch 7シリーズやGalaxy Buds 3 Proなども発表される可能性があります。
Z Fold6の発売日については今のところ詳しい情報がありませんが、例年通りであれば、発表から2週間後くらいに発売する可能性が高いです。
遅くとも、8月上旬には発売する見込み。
なお、Galaxy Z Fold 6の価格は前モデルよりも高くなる可能性があるとのことです。
前作のGalaxy Z Fold 5の価格が1,799ドル(当時25万円ほど)。
ここからどれくらい値上げされるのかはわかりませんが、仮に同じ価格を維持できたとしても、円安の加速による影響で日本市場では値上げされることも覚悟しておいたほうがいいでしょう。
仮にZ Fold 5と同じ価格だった場合、現在のUSD/JPYレートに直すと約28万円になります。
値上げしたとすれば、30万円近くまで高騰することも視野に入ってきますね。
参考 : www.androidheadlines.com / browser.geekbench.com / x.com/UniverseIce / www.mysmartprice.com