Galaxy Z Flip 6のデザイン
SmartprixとOnLeaksのタッグは、ここ数日の間でNothing Phone(2a) やGoogle Pixel Fold 2など、今後発売が噂される端末の高品質なレンダリングと360 度動画を公開してきました。
今回、SmartprixとOnLeaks氏はGalaxy Z Flip 6の高解像度レンダリング画像と360度動画をアップロードしました。
同じく折り畳みスマホであるGalaxy Z Fold 6についても記事にしていますので、よろしければそちらも是非チェックしてください。
360度動画でのGalaxy Z Flip 6は、ラベンダーカラーでコンパクトなフォルムが印象的です。
先代モデルのラベンダーと似ていますが、今回はより落ち着いた色調となっています。
動画の最初の11秒間は、約6.7インチの内部ディスプレイ、中央にあるパンチホールカメラ、そして先代とほぼ変わらないベゼルが確認できます。
動画の最初の数秒で、電源ボタン (兼指紋センサー)、音量ボタン、そして4本のアンテナバンドの位置が確認できます。これらは、すべてZ Flip 6の右側面にあります。
上部には2 本のアンテナバンドと、2つのマイク (Z Flip 5 より 1 つ多い) があるようです。左側面には、従来と同じ位置にSIMトレイと、さらにアンテナバンドが配置されています。
最後に、USB-C ポート、メインスピーカー、マイクなどの配置は、下部についてもZ Flip 5とほぼ同じです。
展開した状態のサイズは約165.0 x 71.7 x 7.4mmです。ミリ単位で見ると、わずかに長さと幅が変更されていますが、厚みは6.9mmから7.4mmに増えたことから、バッテリー容量の増加が期待できます。
レンダリングでは、折りたたみ時の背面も確認できます。
外側ディスプレイは、3.4インチのサイズと、下半分がフラットなデザインを維持しています。
デュアルカメラ構成とフラッシュの位置も変わらず、カバーディスプレイのベゼルも変更はありません。
過去には、Z Flip 6のディスプレイが大きくなるという噂がありましたが、その可能性はなさそうです。
CADベースの5Kレンダリングでは、ミントカラーの端末が映されています。
その中の1枚には、サムスンブランドが入ったヒンジがわずかに確認できますが、現行世代と大きな違いはないようです。
別のレンダリングでは、折り畳んだ状態のZ Flip 6が隙間なく折り畳まれている様子が確認できます。
全体的なデザインとフォームファクターは、現行の折りたたみ式端末を踏襲しつつ、寸法にわずかな変更を加えたものとなっています。
これは、長年かけて改良してきたデザインに対するSamsungの慎重な姿勢を反映しています。
カラーバリエーションは全7色?
Galaxy Z Flip 6のカラーはまだ確実ではありませんが、いくつかの可能性についてリーク情報が得られています。
TechDroiderは、これまでのリーク情報をもとに、Galaxy Z Flip 6のカラーバリエーションについて推測しています。
Galaxy Z Flip 6のカラー情報の主なソースはリーカーのRoss Young氏で、彼はGalaxy Z Flip 6が7色展開になるとリストアップしています。
【ライトブルー】
Galaxy Z Flip 5は「ブルー」というネーミングのカラーが発売されていますが、Z Flip6では「ライトブルー」という新色が発売する可能性があります。
上記はGalaxy Z Flip 4で発売されたブルーで、Z Flip 6の色味は上の画像に似ていると思われます。
【ミントグリーン】
Ross Young氏によると、Galaxy Z Flip 6はミントグリーンも発売されるようです。
上の画像はミントグリーンの端末のリークされたレンダリングですが、この色はGalaxy Z Flip 5でも発売されているため、新しい色ではありません。
【シルバーシャドウ】
シルバーシャドウはRoss Young氏によって噂されているもう一つの色で、Galaxy Z Flip 5では手に入らない色です。
シルバーはスマートフォンではよく見られる色なので、今回も当然のように採用される可能性が高く、人気が出ることは間違いありません。
ただし、名前の「シャドウ」の部分から、シルバーよりも暗い色合いになることが示唆されています。
【イエロー】
イエローは、上の画像のようにGalaxy Z Flip 5でも手に入れることができる色です。ただし、今年の黄色は少し違う色合いになる可能性もあります。
また、Z Flip 5の場合、SAMSUNGストア限定でしたが、Galaxy Z Flip 6では広く発売されるだろうと予想されています。
【クラフトブラック】
Galaxy Z Flip 6はクラフトブラックも手に入れることができるとのことで、おそらく上の画像のグラファイトのGalaxy Z Flip 5に似ているかもしれません。
黒やそれに近い色はどの機種でも人気がありますが、このブラックが欲しい場合はSAMSUNGのオンラインストアで買う必要があるかもしれません。
Ross Young氏はこれを「流通量の少ない」色と表現しており、おそらくSAMSUNGストア限定ということでしょう。
【ピーチ】
SAMSUNGストア限定と思われる色で、Galaxy Z Flip3で登場したピンクに似ていると思われます。(上記画像はZ Flip 3)
ただし、おそらくはもう少し黄色がかっていたり、オレンジ色がかっていたりする可能性があります。
【ホワイト】
Ross Young氏が話している最後の色はホワイトで、これもSAMSUNGストア限定になる可能性が高いです。
上の画像はGalaxy Z Flip 4のホワイトです。
もしホワイトのZ Flip 6が存在するならば、おそらくは上の画像の色に似ているでしょうが、もう少し白っぽくしたり、もしくは暗くしたりなど、多少なり変化を付けてくるかもしれません。
【ラベンダー】
最後にリークされた色はラベンダーで、これはGalaxy Z Flip 6のリークされたレンダリングでも見られます。
ラベンダーはGalaxy Z Flip 5でも手に入れることができる色ですが、今回のはどうやらもう少し落ち着いた色合いのようです。
派手な色が好みでは無い人にとって、この控えめな色合いは良い選択肢になるかもしれません。
Galaxy Z Flip6のスペック / 発売日 / 価格
以前の噂とは異なり、Galaxy Z Flip 6のディスプレイサイズは、3.4インチの外側ディスプレイと6.7インチの内部ディスプレイという、Z Flip 5とほぼ同じになると予想されます。どちらも120Hzのリフレッシュレートとピーク輝度を維持するでしょう。
しかし、今年こそは折りたたみ部分の段差をなくすか、OnePlus Openのように目立たなくすることが期待されています。また、ヒンジの耐久性も向上するかもしれません。
内部的には、Snapdragon 8 Gen 3 For Galaxyチップセットを搭載し、メモリとストレージの構成もさまざまに用意されるでしょう。
さらに、Galaxy S24シリーズで見られたGalaxy AI機能を搭載することで、差別化を図る予定です。
すでに登場しているGalaxy AI機能の多くが搭載されると思いますが、折りたたみ式ならではの機能がいくつか追加される可能性もあります。
また、Z Flip 6は、Android 14ベースのOne UI 6.0を搭載する予定です。
カメラについては、12MPのデュアルカメラ構成を維持するでしょう。
大きく改善されるのがバッテリー容量です。複数の報告によると、Z Flip 6は4,000mAhのバッテリーを搭載し、ユーザーのバッテリー寿命の悩みを解消する予定です。
さらに、7年間のソフトウェア更新も期待できます。
最後に、発売時期は7月中旬から8月頃、価格はベースモデル（256GBストレージ）で999ドル（約15万円 / 1USD = 150JPY）と、ドル価格に関しては前モデルとほぼ同じになると予想されます。