Galaxy S26シリーズ、EU版の価格が明らかに
SAMSUNGが2026年2月25日に発表予定のGalaxy S26シリーズの公式価格が明らかになりました。
フランスの信頼性の高いメディアDealabsが報じた情報によると、S26、S26+、S26 Ultraの3機種は前世代から大幅な値上げが実施される見込みです。
特に注目すべきは、ストレージ容量を増やす際の追加料金が従来の約1.7倍に跳ね上がっている点で、AI関連の需要増加によるメモリ不足が価格に直接反映された形となっています。

各モデルの基本価格は控えめな上昇
| ストレージ | S25 | S25+ | S25 Ultra | S26 | S26+ | S26 Ultra |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 128GB | 899 Euro | – | – | – | – | – |
| 256GB | 959 Euro | 1169 Euro | 1469 Euro | 999 Euro | 1269 Euro | 1469 Euro |
| 512GB | 1079 Euro | 1289 Euro | 1589 Euro | 1199 Euro | 1469 Euro | 1669 Euro |
| 1TB | – | – | 1829 Euro | – | – | 1969 Euro |
| ストレージ | S25 | S25+ | S25 Ultra | S26 | S26+ | S26 Ultra |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 128GB | 167,054円 | – | – | – | – | – |
| 256GB | 178,200円 | 217,351円 | 272,875円 | 185,574円 | 235,525円 | 272,875円 |
| 512GB | 200,491円 | 239,642円 | 295,166円 | 222,726円 | 272,875円 | 309,966円 |
| 1TB | – | – | 339,690円 | – | – | 365,557円 |
Galaxy S26シリーズの基本モデルについては、SAMSUNGは比較的穏やかな価格設定を維持しています。
まずGalaxy S26の256GBモデルは999ユーロ(約185,500円)からのスタートとなります。
前世代のGalaxy S25では128GBモデルが899ユーロで販売されていましたが、S26では128GB版が廃止されたため、実質的に100ユーロ(約18,600円)の値上げとなります。
Galaxy S26+については、基本価格が1269ユーロ(約235,600円)に設定されました。
これはS25+の256GBモデルから100ユーロの上昇です。
一方で最上位モデルのGalaxy S26 Ultraは、256GB版の価格を前世代と同じ1469ユーロ(約272,800円)に据え置く判断を下しています。
この価格はフランス市場における公式推奨小売価格であり、ドイツをはじめとする他のヨーロッパ諸国では税制の違いから10〜20ユーロ程度安く設定される可能性があります。
以前、EU版S26 Ultraの価格が値下げされる可能性があるという情報が出ていましたが、結局据え置きになったようです。
ストレージ増量時の価格上昇が深刻化
今回のGalaxy S26シリーズで最も衝撃的なのは、ストレージ容量を増やす際の追加料金の大幅な引き上げです。
従来のGalaxy S25シリーズでは、256GBから512GBへの容量アップに必要な追加料金は120ユーロでした。
しかしS26シリーズでは、この金額が200ユーロ(約37,100円)にまで跳ね上がっています。
具体的な価格を見ると、Galaxy S26の512GBモデルは1199ユーロ(約222,600円)、S26+の512GBモデルは1469ユーロ(約272,800円)、S26 Ultraの512GBモデルは1669ユーロ(約309,900円)となります。
さらに最上位のS26 Ultra 1TBモデルに至っては、512GBモデルから300ユーロも高い1969ユーロ(約365,600円)という驚異的な価格が設定されました。
この価格は2000ユーロ(約37万円)の大台まで残りわずか31ユーロという水準です。
AI需要がメモリ市場を圧迫
このような大幅な価格上昇の背景には、AIブームによって引き起こされたメモリ不足があります。
生成AIモデルやデータセンター向けの需要が急増したことで、NAND型フラッシュメモリとDRAMの供給が世界的に逼迫しています。
皮肉なことに、SAMSUNGは世界最大のメモリメーカーでありながら、この市場環境の影響を免れることはできませんでした。
メモリチップの製造コストが上昇し、調達価格も高騰している状況下で、スマートフォンメーカーとしてのSAMSUNGもコスト増を製品価格に転嫁せざるを得なくなっています。
過去数年間、SAMSUNGは新モデル発売時に「無料ストレージアップグレード」キャンペーンを実施してきました。
これは上位容量モデルを下位モデルと同じ価格で購入できるという販促策でしたが、2026年のS26シリーズではこの施策が見送られる見通しです。
メモリ価格の高騰により、SAMSUNGとしても利益率を確保するために従来の販促手法を維持できなくなったと考えられます。
S26 Ultraの外観デザインが360度動画で公開




価格情報と並行して、著名リーカーのEvan Blass氏が米国の通信キャリアから入手したGalaxy S26 Ultraの公式マーケティング素材を公開しました。
360度回転する高解像度アニメーションには、これまでのリーク画像を上回る鮮明さでS26 Ultraの全貌が映し出されています。
デザイン面では基本的な外観が踏襲されつつも、背面カメラ部分に新たな変更が加えられました。
3つのメインカメラセンサーが、わずかに本体から突出した「カメラアイランド」と呼ばれる領域内に統合されています。
この設計はGalaxy S25 EdgeやGalaxy Z Fold 7でも採用されたもので、SAMSUNGの新しいデザイン言語として定着しつつあります。
4つ目のカメラユニット、レーザーベースのオートフォーカスシステム、LEDフラッシュについては、3つの主要カメラとは別の位置に縦並びで配置されています。
S26 Ultraは完全にフラットなディスプレイ、側面、背面を採用しており、これも前世代から継承された特徴です。
カラーバリエーションには新色「Cobalt Violet」が含まれ、動画内でもこの色が披露されています。
本体下部にはBluetoothスタイラスペンS Penを収納するスロットが確認でき、手書き入力や描画機能を重視するユーザーへの配慮が継続されています。
ディスプレイサイズは6.9インチと、引き続きフラッグシップスマートフォン市場で最大級の画面を提供します。
カメラ性能に対する厳しい評価
GalaxyS26 Ultraのカメラシステムについて、現時点で公開されている情報を基に評価すると、率直に言って期待外れと言わざるを得ません。
SAMSUNGはS26シリーズのカメラ構成について詳細なスペックをまだ公表していませんが、リーク情報やデザインから判断する限り、大きな進化は見込めない状況です。
最も懸念されるのは、200MPのメインカメラセンサーが前世代から変更されていない可能性が高い点です。
200MPという数値こそ印象的ですが、実際の撮影品質においては画素数よりもセンサーサイズや画像処理エンジンの方が重要であることは周知の事実です。
現在のスマートフォンカメラ市場では、中国メーカーが1インチセンサーや200MP 1/1.4インチペリスコープ、1/1.3インチ超広角カメラなど、革新的なスペックを次々と投入し続けています。
それに対してSAMSUNGは、従来のカメラハードウェアを踏襲しつつ、ソフトウェア処理に依存する姿勢を継続しているように見えます。
ペリスコープ望遠レンズについても、光学5倍ズームという仕様が維持される見込みで、センサーサイズも小さいです。
3倍望遠カメラに至っては10MP 1/3.94インチと、もはや存在意義がありません。
カメラアイランドという新しいデザイン要素を導入するのであれば、それに見合った性能向上があってしかるべきですが、外見の変更だけに終わっているのではないかという疑念が拭えません。
超プレミアム価格帯のスマートフォンとして、カメラ性能が前世代と横ばいというのは、ユーザーへの訴求力を著しく損なう要因となるでしょう。
SAMSUNGがAIによる画像処理強化を前面に押し出してくる可能性はありますが、それは本質的な進化とはなり得ません。
発売スケジュールと市場投入時期
SAMSUNGはGalaxyS26、S26+、S26 Ultraの3機種を2026年2月25日にサンフランシスコで開催される発表イベントで正式公開する予定です。
その後、2週間の予約期間を経て、3月11日から一般販売が開始される見通しとなっています。
この発売スケジュールは例年のGalaxyフラッグシップモデルと同様のタイミングであり、春商戦に向けた標準的な展開と言えます。
ただし今年は価格上昇という逆風要因があるため、初動の販売動向が例年以上に注目されます。
特にストレージ容量別の販売構成比がどう変化するかは、メモリ価格高騰がユーザー行動に与える影響を測る重要な指標となるでしょう。
まとめ
SAMSUNGのGalaxy S26シリーズは、基本モデルの価格を比較的穏やかに設定しつつも、大容量ストレージモデルで大幅な値上げを実施するという戦略を採用しました。
AI需要によるメモリ不足という市場環境が価格設定に直接的な影響を与えており、最上位のS26 Ultra 1TBモデルは約36万円という驚異的な価格に到達しています。
デザイン面では新しいカメラアイランドが導入されましたが、カメラ性能そのものに関しては大きな進化が見込めず、競合製品と比較して優位性を示すことが難しい状況です。
ユーザーは本当に必要なストレージ容量を見極め、コストパフォーマンスを慎重に評価した上で購入判断を行う必要があります。
2月25日の正式発表で明らかになる詳細なスペックと、実際の市場価格がどう設定されるかが、今後の注目ポイントとなるでしょう。
参考 : https://winfuture.de/news,156612.html



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