vivo X200 Proのプロトタイプがリーク

vivo x200 pro
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    vivo X200 Proの実機がリーク

    vivoは、2024年に発表予定のvivo X200シリーズのカメラ技術に関する情報を、中国で開催されたイメージングフェスティバルにて初公開しました。

    同社は、Weiboアカウントにて次世代フラッグシップカメラに関するティーザーを複数公開しており、vivo X100 Proに搭載されたSONY IMX989の後継となるイメージセンサーについても言及しています。

    vivo x200 pro

    X200 Proへの期待が徐々に高まりつつある中で、少し前に上記の画像がリークされました。

    リーカーのKartikey Singh氏は、これはvivo X200 Proのプロトタイプモデルであると話しています。

    加えて、「vivo X200 Proは同社初のマイクロクアッドカーブディスプレイを搭載する」とも語っています。

    リークされた画像を見てみると、昨年のX100 Proとは違い、確かにクアッドカーブディスプレイの特徴を捉えていることが分かります。

    しかし、他のクアッドカーブディスプレイ搭載モデルに比べると、X200 Proはほとんど完全なフラットに近いように感じますね。

    また、下アゴのベゼルだけ少し太く、デザイン的には安っぽいと思ってしまいます。

    これについては後に修正されるとのことで、量産機では全てのベゼルが均等になると思われます。

    今のところデザインはイマイチ

    vivo x200 pro

    デザインは好き嫌いがわかれるところですが、個人的にはあまり好きではありません。

    特に背面側は、丸いカメラユニットとフラットな背面パネル & フレームがアンバランス。
    どっかのよくわからないメーカーが作ったパチモンの激安スマホみたいです。

    そういう風に感じるのも、まだ完成度が低いプロトタイプだからでしょうか? 実際に発売するモデルは、これよりも洗練されていることを期待しています。

    X200 Proのカメラ技術

    vivo x200 pro

    リーカーの情報によると、vivo X100 Ultraに搭載されていたISOCELL HP9 200MPイメージセンサーが、X200 Proの望遠カメラにも採用される可能性があります。

    一方で、メインカメラについては1インチセンサーからやや小型の1/1.28インチセンサーへと変更される見込みです。

    vivoは、22nmプロセスに基づく自社開発センサーの導入も予告しており、True-TCG HDRと呼ばれるHDR技術により、写真プレビューとHDR動画撮影の品質が向上すると期待されています。

    また、VCS 3.0と呼ばれる独自の技術開発も進行中ですが、詳細はまだ不明です。さらに、10億パラメータの大規模AIモデルを活用したAIによる画像最適化機能も搭載される予定です。

    AIの活用は、ポートレート撮影の改善、逆光での明るさ調整、ナイトモードのリアリティ感向上(?)などに寄与すると見込まれます。

    これらの画像処理技術は、vivo V4 ISPとして統合される予定です。

    メインカメラの詳細

    vivo x200 pro

    信頼性の高いリーカーであるDigital Chat Station氏は、vivo X200 Proのメインカメラには22nmプロセスの1/1.28インチセンサーが採用されることを明かしました。

    このイメージセンサーはSONY製であり、画素数50MPF1.57のレンズが搭載されると投稿しました。

    vivoとSONYは今までにもタッグを組んできた実績があり、vivoのためだけにカスタマイズされたIMXシリーズも複数存在しています。

    おそらくX200 Proも同様であり、X200 Proのために何かしらカスタマイズが施されているはずです。

    その中には、業界初となるTrue-TCG HDR技術も含まれています。

    さらに、2億画素の光学3倍ペリスコープ望遠カメラと、低照度撮影、逆光ポートレート、望遠撮影を大幅に改善するvivo V4 ISPチップを搭載。

    vivo X200 Proは、革新的なイメージング技術を数多く搭載し、ユーザーに新たな撮影体験を提供することが期待されます。

    X100 Ultraの機能が他機種にも降りてくる!

    vivo x200 pro

    驚くべきことに、現在中国でのみ展開しているX100 Ultraの搭載されたモノクロモードやヒューマニスティックストリートスナップモードが、X100 ProやX90 Pro+にも導入される予定です。

    vivoは、これらのカメラ機能を既存モデルにも展開することを発表しており、X100 Proは8月末、X100は9月初旬、X90 Pro+、X90 Pro、X90s、X90は10月末から11月初旬にアップデートされる予定です。

    ただし、これらの日程は中国モデル向けであり、グローバル版であるFuntouch OSモデルへの展開時期は未定です。

    その他スペックと発売時期

    その他の仕様としては、6.7インチの1.5K解像度マイクロクアッドカーブディスプレイ、MediaTek Dimensity 9400チップセット、5800mAhバッテリー、100W急速充電対応などが挙げられます。

    vivo X200 Proは、2024年10月下旬から11月上旬にかけて中国で最初に発売される予定です。

    グローバルでの発売時期は現時点では不明ですが、2025年1月頃になると予想されています。

    参考 : x.com/That_Kartikey / gsmchina.com / weibo.com / m.weibo.cn

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