SONY Xperia 1 VIIの公式資料が漏洩






5月13日に正式発表が予定されているSONYの新型フラッグシップスマートフォン、Xperia 1 VIIについて、新たな情報が明らかになりました。
今回明らかとなったのは、本体カラーごとの公式レンダリング画像や、製品の特徴が記されたマーケティング資料など合計39点に及ぶ公式画像です。
これらの情報から、Xperia 1 VIIの仕様はほとんど全て知ることができます。
本体カラーはブラック、グリーン、そしてパープルの3色展開となっており、それぞれの色ごとに複数のアングルでの画像が確認されています。
これらの画像からは、SONYがこれまで維持してきた独自のデザイン言語が継承されていることがはっきりと読み取れます。
また、これまで同様 平坦なディスプレイと背面、フラットなフレーム構造を採用しており、Xperiaシリーズらしい箱型の外観が継続される見込みです。
また、ディスプレイ上部と下部のベゼルは、他社のフラッグシップモデルと比べてやや厚めに設計されており、それによってディスプレイ内にパンチホールを設けることなく、フロントカメラをベゼル内に収める設計が維持されています。
物理ボタンはすべて右側に配置されており、電源ボタン兼指紋認証センサー、音量キー、そしてXperiaシリーズにおいて長年親しまれてきたシャッターボタンが採用されています。
背面にはトリプルカメラ構成が確認でき、カメラモジュールは端末の左上隅に縦向きで配置されています。
ZEISSとの協業によるT*コーティングも継続されており、レンズの反射やゴーストの低減が期待されます。
カメラ構成は、上から順に超広角、メイン、そしてペリスコープという構成になっており、前作Xperia 1 VIと同様の構成。
さらに、昨今ほとんど見かけることが無くなってしまった3.5mmオーディオ/イヤホンジャックも健在で、上部に配置されています。

Xperia 1 VIIの仕様
ディスプレイ


今回Android Headlinesが入手した公式資料には、Xperia 1 VIIのディスプレイに関する詳細も記載されていました。
SONY独自のBRAVIA技術によって強化されたディスプレイは、前面と背面の両方に搭載された照度センサーによって、最適な明るさと色表現を実現するとのこと。
さらに、直射日光下でも視認性を確保する「サンライトビジョン」が搭載されており、屋外での使用にも配慮された仕様となっています。
この資料では画面サイズと解像度が記載されていませんが、以前のリーク情報によると、Xperia 1 VIと同じく6.5インチでFHD+を採用する見込みです。
バッテリー / OS


本体には5,000mAhの大容量バッテリーが搭載されており、「2日間持続するバッテリーライフ」が実現されているとSONYは説明しています。
この評価は、SONYが独自に実施したテストに基づくもので、同社の過去モデルの実績からも、電池持ちについては信頼できる設計となっているようです。
また、OSアップデートはAndroidのバージョンアップを最大4回まで、セキュリティアップデートは6年間にわたって提供される予定です。
なお、出荷時点でAndroid 15がプリインストールされていることも明らかにされています。
カメラ / 音響








SONYは独自のカメラ技術に定評があり、本モデルにも多彩な撮影機能が搭載されていることが、マーケティング資料の内容から明らかになっています。
その中には、被写体にピントを固定できる「AIロックフォーカス機能」や、撮影中にフレーム内の人物を自動で追従する「オートフレーミング機能」が含まれています。
カメラに関しては、超広角カメラに注目すべき変化があります。
今回のモデルでは、Xperia 1 VIに搭載されていたイメージセンサーと比較して2.1倍のサイズを誇る新しいセンサーが採用されているとSONYは説明しています。
これは画質の向上が期待できる大きな進化であり、超広角撮影における描写力やダイナミックレンジの向上に寄与するものと見られます。
参考までに、Xperia 1 VIでは、1/2.5インチのイメージセンサーとf/2.2のレンズを組み合わせた12MPの超広角カメラが搭載されていました。
SONYはXperia 1 VIIにおけるマクロ撮影性能にも自信を示しており、接写時においても高精細なディテール描写が可能であるとしています。
また、低照度撮影性能も向上しており、明瞭でノイズの少ない写真を撮影できることがアピールされています。
SONYはこの低照度性能について、「フルサイズセンサー搭載のデジタルカメラ並み」と非常に強気な宣伝文句を掲げています。
音響面では、フルステージ・ステレオスピーカーを搭載しており、Xperia 1 VIと比較して低音域から中音域にかけて約10%の音質改善が図られているとのことです。
さらに、ハイレゾ音源への対応も継続されており、有線・無線のどちらにおいてもハイレゾ再生が可能となっています。
加えて、LDACコーデックによる高音質伝送や、圧縮音源をリアルタイムで高音質化する「DSEE Ultimate」にも対応していることが、マーケティング資料から確認されています。
SoC / メモリ

これらの画像で判明している情報は以上となりますが、過去のリークではさらに多くのスペック情報が明かされています。
SoCには、Qualcommの最新かつ最上位チップセットであるSnapdragon 8 Eliteが搭載されると見られており、高い処理性能が期待されています。
また、Geekbenchのリストによれば、本機には少なくとも12GBのRAMを搭載したバリエーションが存在することが確認されています。SONYはここでLPDDR5Xメモリを採用すると予想されています。
噂によれば、Xperia 1 VIIでは背面すべてのカメラにExmor Tセンサーが使用される可能性があります。(確定ではない)
望遠ペリスコープカメラも改良されており、1/2インチ程度の大型センサーが採用されると報じられています。
なお、SONYは次期フラッグシップモデルを5月13日に発表することを正式に予告しており、日本国内では5月中に発売されると言われています。
参考 : www.androidheadlines.com / www.youtube.com



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