【微妙そう】iPhone 15 Pro Maxのペリスコープは既に特許を取得済み? 構造がほぼ明らかに

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iPhone 15 Pro Max(Ultra)のペリスコープは特許取得済みか

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上記のペリスコープ構造はAppleが特許を取得したものです。

リーカーのUnknownz21氏によれば、この構造はiPhone 15 Pro Max(iPhone 15 Ultra)に搭載されるペリスコープに非常によく似ているとのこと。

見たところ、特許取得済みのペリスコープは光軸を2回屈折させる構造を採用しています。

一般的なペリスコープはスマホに対してイメージセンサーが垂直に設置されますが、Appleの2回屈折する構造はイメージセンサーが平行に設置され、このおかげでスマホの厚みを薄くできるとか。

また、最近のフラッグシップはペリスコープのレンズ形状を円形にして玉ボケを作り出す方向にシフトしていますが、iPhone 15 Pro Maxは従来の四角ボケになると言われています。

レンズフレアも懸念点。プリズムの影響なのか、ペリスコープは縦長のフレアが出やすいことがデメリット。(円形レンズのペリスコは縦長フレアはほとんど出ない)

iPhone 15 Pro Maxはプリズムが2つあるため、他メーカーよりもフレアに苦しめられるかもしれません。

ただでさえiPhoneのレンズって超低スぺなので、ペリスコープのフレアゴーストがどうなるのか気になるところ。

構造的にF値も高そうで、薄さを重視していることから、センサーサイズもあまり大きくするのは難しいでしょう。
2023年秋のフラッグシップとして相応しい性能を持っているのかどうか…

どうせ値段もめっちゃ高いので、それ相応の性能は無くちゃ困ります。

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また、今までは超広角カメラが右側で望遠カメラは最上部にありましたが、iPhone 15 Pro Maxはこれが真逆になるようです。

光学ズーム倍率は5Xか6Xらしく、メインカメラで4.9Xまたは5.9Xまでのデジタルズームを補完できるのか、非常に怪しいです。

1インチイメージセンサー(IMX989)のvivo X90 Pro+ですらメインカメラで4.9Xや5.9Xのデジタルズームは実用的な画質とは言えません。
(しかも、X90 Pro+は全フラッグシップの中でもトップレベルのデジタルズーム性能を持つにもかかわらず)

iPhone 15 Pro Maxは1/1.14インチのIMX903。画素数は48MPなのでIMX989より低画素。デジタルズームには画素数も結構大事です。

そしてiPhoneのデジタルズーム性能は大して強くありません。ペリスコープに移行するまでのデジタルズームを実用的な画質で撮るのは相当厳しいでしょう。

ついでに、ペリスコープ搭載のモデルはiPhone 15 Pro MaxだけでProはペリスコープ無しです。


参考 : twitter.com

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