Google Pixel 9aがEMVCo認証を取得


Google Pixel 9aの発売が近づいていることが、EMVCo認証を取得したことによって明らかになりました。
EMVCo認証リストには、Pixel9aのモデル番号「GTF7P」とコードネーム「TG4」が記載されており、正式な発表が迫っていることを示唆しています。
(EMVCoとは、スマートフォンを使用した決済の安全性と互換性を確保するための認証)
発売時期は2025年3月中であると言われており、おそらく中旬~下旬になる可能性が高いとのこと。
通常であればPixel aシリーズは毎年5月に発売していますが、Pixel 9シリーズは例年より2ヶ月ほど早い発売スケジュールを採用しています。
また、昨年発売されたPixel 9シリーズはAndroid 15の準備が間に合わず、Android 14をインストールした状態での出荷となりましたが、Pixel 9aはAndroid 15をプリインストールした状態で出荷されることが確定しました。
さらに、新たな情報として、Pixel 9aの米国およびカナダでの販売価格が明らかになりました。
この情報はAndroid Headlinesが独占的に報じたもので、米国では128GBモデルが499ドル、256GBモデルが599ドルで販売される見込みです。
128GBモデルに関しては前世代のPixel 8aと同じ価格ですが、256GBモデルは40ドル値上げされています。
この価格設定は、GoogleがPixel 9シリーズで導入した新しい価格体系を踏襲したものです。
Pixel 9シリーズでは、256GBモデルが128GBモデルより100ドル高く設定されており、Pixel 9aもそれに準じた形となっています。
日本円に換算すると、128GBモデルが¥77,296、256GBモデルが¥92,786。
Pixel 8aは72,600円だったので、Pixel9aでは5,300円程度の値上がり。256GBモデルに関してはほぼハイエンドスマホ並みの価格で、買う価値は無いでしょう。
カナダでは、為替レートの影響を受けやすいため価格はやや変動しやすいものの、現時点では128GBモデルが679カナダドル(72,457円)、256GBモデルが809カナダドル(86,329円)になる見込みです。
予想されるスペックとしては、6.285インチのFHD+ OLEDディスプレイを搭載し、最大2,700nitのピーク輝度に対応するとされています。
ディスプレイスペックはほとんどPixel 9と同じであり、Pixel 9aとPixel 8aを差別化するポイントの1つとなっています。
カメラ構成については、48MPのISOCELL GN8メインカメラと13MPの超広角カメラを搭載する見込みです。
Pixel 8aは64MPのIMX787でしたが、Pixel 9aはSAMSUNGが新たに開発したISOCELL GN8を採用し、センサーサイズ自体は小さくなっていますが、性能は多少良くなっていると考えられます。
パフォーマンス面では、Pixel 9シリーズと同じくTensor G4チップを採用し、LPDDR5XメモリとUFS 3.1ストレージを搭載。
ただし、Pixel 9aのTensor G4は発熱問題を抱えた通信モデムにダウングレードされていたり、パッケージング技術が熱を逃がしにくい安い奴に変わっていたりと、ところどころに価格を抑えるための策が施されています。
バッテリーは5,100mAhの大容量を確保し、23Wの有線充電と7.5Wのワイヤレス充電に対応することが分かっています。
このバッテリー容量はPixelシリーズ史上最大らしく、バッテリー持ちには期待できそうですね。
防水・防塵性能についてはこれまでと同様、IP68等級に準拠する予定です。
全体的にはバランスの取れたミドルレンジスマートフォンといった印象を受けますが、Pixel 8aからの進化点がイマイチぱっとしないため、Pixel aシリーズ史上最も退屈なモデルと言えるかもしれません。
参考 : www.androidheadlines.com / www.gizmochina.com



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