Pixel 9のアラームが鳴らないバグが報告される

Pixel 9シリーズのユーザーから、設定したはずのアラームが鳴らなかったり、気づいたら無効化されていたりするという問題が報告されています。
この不具合は、GeminiやGoogle Clockアプリに関連している可能性が指摘されており、特にPixel 9で多く発生しているようですが、一部の旧モデルでも似たような症状が見られるとのことです。
ユーザーの報告によると、会議や仕事に遅れる原因となるほど深刻な影響を受けたケースもあります。
なかには10個以上のアラームが知らない間に無効化されていたという人もおり、この問題は少なくとも数週間にわたって発生している模様です。
特に注目されているのは、Geminiにタイマーの停止を指示した際に、すべてのアラームが同時にオフになってしまうという挙動です。
スマホのほかに目覚まし時計も置いているという方で無い場合、このようなバグはかなり致命的と言えるでしょう。
ただし、最新のAndroid 16ベータ版を搭載したPixel 8 Proではこの現象を再現できなかったとの報告もあり、原因の特定には至っていません。
また、Google Clockアプリ自体に問題がある可能性も考えられます。
過去にも同様の不具合が発生しており、2022年4月には着信音や通知音、アラーム音がユーザーの操作なしに勝手に変更される問題が起きました。
さらに、2021年9月にはSpotifyとの連携バグにより、設定したアラームが鳴らないという現象も発生しています。

対処法
現時点では、このバグに対する効果的な対処法というのはありません。
Google Pixelを使用している場合、まずはアラームの設定を確認し、意図せずオフになっていないかチェックすることをおすすめします。
重要な予定がある場合は、他のデバイスにもアラームを設定するのが無難でしょう。
Pixelのアラームだけに頼らず、サードパーティ製のアプリを活用したり、物理的な目覚まし時計を使用したりすることで、バグの襲来に備えることができます。
Pixelシリーズはこれまでも独特なバグや不具合が発生することがありましたが、今回のようなアラームに関する問題は日常生活に影響を及ぼす可能性があるため、早急な修正が求められます。



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