Google Pixel 11はいつ発売? スペック/価格/発売日など最新情報まとめ

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Google Pixel 11シリーズ最新情報まとめ

Google Pixel10シリーズが発売されてからまだ2か月程度しか経っていない現在ですが、すでにGoogle Pixel11に関する情報がそこそこ明らかになっています。

海外メディアAndroid Authorityが入手したGoogleチップ部門からの大規模なリーク情報により、2026年に登場すると予想される次世代Pixelスマートフォンについて、かなり具体的な内容が見えてきました。

明らかになっている情報によると、Pixel 11シリーズはGoogleのスマートフォンラインナップに注目すべき変化をもたらす可能性があります。

ただし、これらの変化が実際に改善と呼べるものかどうかは、ユーザー個々の好みや使用目的によって評価が分かれるかもしれません。

本記事では、現時点で判明しているPixel 11の噂を詳しく整理し、Android Authorityが選ぶ、2026年のGoogle Pixelに期待したい機能についても紹介していきます。

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各モデルのコードネーム

Android Authorityによる大規模リークの情報が完全に間違っているか、Googleが今後大幅な方針変更を行わない限り、Pixel 11の発売は確実と言えます。

特に最近のPixelシリーズ、中でもPixel 9シリーズは市場から高い評価を獲得し、Pixel 10についてはやや失速してしまいましたが、それでもPixel 11シリーズの発売を断念するほどの理由ではありません。

リークされた内部資料からは、Pixel 11シリーズの各モデルのコードネームも判明しています。

ベースモデルのPixel 11は「cubs」「4CS4」Pixel 11 Proは「grizzly」「CGY4」というコードネームが付けられています。

さらにPixel 11 Pro XLは「kodiak」「PKK4」、折りたたみ式のPixel 11 Pro Foldは「yogi」「9YI4」とされています。

これらのコードネームから、Googleが少なくとも4つのバリエーションモデルを計画していることが分かります。

すでにSoC(システムオンチップ)の詳細やカメラ機能の一部まで明らかになっているため、Pixel 11シリーズの開発が実際に進行していることは間違いないでしょう。

予想される発売時期について

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Pixelシリーズの発売時期を考える上では、過去の傾向を振り返ることが重要です。

Google Pixel 7は2024年10月13日に、Pixel 8は2023年10月12日に発売されました。

長年にわたって10月が定番の発売時期だったのですが、Pixel 9シリーズはこの伝統を破り、2024年8月22日に発売されました。

一部の専門家は、Pixel 9の変則的な発売サイクルについて、Pixel Foldをシリーズに統合するための戦略的な判断だったのではないかと指摘しています。

そしてGoogleは今年のPixel 10についても8月に発表イベントを行い、同月中に日本でも発売しました。

この流れから判断すると、8月が新たな定番発売月として定着したと考えられます。

したがって、Pixel 11についても2026年8月の発売が最も可能性が高いでしょう。
もちろん、Googleが再び10月発売に戻す可能性も完全には否定できませんが、現時点での傾向を見る限り、8月発売が有力視されています。

Tensor G6チップの詳細と性能予測

Pixel 11シリーズに搭載される予定のGoogle Tensor G6(コードネーム「Malibu」)は、TSMCが製造する2番目のTensorチップとなります。

しかし、Tensor G5からの大幅な性能向上は期待できないかもしれません。

CPUには若干の改良が加えられ、TSMCのN3Pプロセスノードへの移行が予定されています。このプロセスノードは、Apple A19に採用されているものと同じです。

ただし、多くの面でTensor G6は横ばいのアップグレードに留まる見込みです。

これについてAndroid Authorityは、「実際のPixelユーザーはバッテリー寿命と発熱の問題について、他のどの側面よりも多くの不満を持っているのが現実であるため、性能を引き上げるよりもそれらを優先的に改善するため」としています。

その話は理解できますが、iPhoneやGalaxyのフラッグシップシリーズと同じ価格帯に値上げされた以上、そんなのはただの言い訳にすぎません。

ユーザーは高いお金を払っているため、他社と同じくらいの性能が無ければ不満が出てくるのは当然でしょう。

Tensor G5ですら2周りくらい低スペックなわけで、そこから横ばいのアップグレードとなると、Pixel11はいよいよ買う価値は全く0になりそうです。

具体的なスペックについてですが、Tensor G6はARM C1コアを1つと、6つのCortex-A730コアを採用する予定です。

この構成により、チップは純粋な性能向上よりも消費電力の改善に焦点を当てることができます。その結果、より電力効率が高く、発熱が少ないチップが実現されます。

最も大きな後退点となるのがGPUです。レイトレーシング機能が削除され、DSPが小型化し、システムレベルキャッシュが従来のTensorチップの半分になると予想されています。

これらはすべてコスト削減のための措置です。

バッテリー寿命と発熱の改善に加えて、AIはPixel 11にとって引き続き大きな優先事項となります。

Tensor G6は新しいTPUと、より低電力のタスクを効率的に処理するための補助的なナノTPUを搭載すると報じられています。

これにより、睡眠や呼吸のモニタリング、咳の検出、さらには転倒検出などのバックグラウンドでの健康関連機能がより効率的に動作するようになります。

性能的にだいぶ微妙そうな一方、Tensor G6はかなり先進的なプロセッサーになる可能性があります。

というのも、TSMCはTensor G6の製造に2nmプロセスを採用するという噂があります。

2026年時点では、業界の他の企業は3nmプロセスに留まる可能性が高いため、Pixel 11は2nm製造プロセスを採用した最初のフラッグシップモデルの1つになるかもしれません。

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カメラのアップグレードはソフトウェア中心

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Googleの大規模リークの報道によると、Pixel 11はカメラ体験においていくつかの改善を特徴とする予定です。

特に注目すべきPixel 11の機能には、4K 30fpsシネマティックブラーの導入があります。この機能により、より映画的なビデオ撮影が可能になります。

さらに、すでに録画された動画の照明を事後調整できる新しいビデオリライト機能も追加されます。
この機能は、撮影後の編集の自由度を大幅に高めるものです。

また、超低照度ビデオ機能も開発中とされており、5から10ルクス程度の照明条件下でも画質を向上させることができるようになります。

これは、薄暗い部屋や曇った夕暮れ時の空から得られる程度の照明レベルです。この機能の実現には改良されたハードウェアも必要となりますが、具体的なアップグレード内容についてはまだ情報がありません。

Pixel 10シリーズで登場した100Xズームも引き続き搭載される見込みです。

写真撮影に直接関係するものではありませんが、GoogleがPixel 11にディスプレイ下赤外線カメラを追加することを検討していることも示されています。

このカメラにより、顔認証のセキュリティが向上し、現在の制限が解消されます。

Appleも2026年頃にディスプレイ下Face ID技術を提供すると噂されているため、Googleは競合他社に遅れをとらないようにしたいと考えているのでしょう。

価格設定

Pixel 11の発売まではまだまだ1年近い時間がありますが、過去のトレンドから価格を推測することは可能です。

現在、最新世代のGoogle Pixel 10は799ドル、Pixel 10 Proは999ドル、Pixel 10 Pro XLは1199ドル、Pixel 10 Pro Foldは1799ドルで販売されています。

さらなる価格上昇の可能性はあるのか。願わくば、そうでないことを望みます。

Pixel 11の基本スペックはPixel 10を継承するため、ハードウェア的には大したお金はかからないはずです。(SoCを除く)

実際、Pixel 9シリーズとPixel 10シリーズはほとんど同一のハードウェアを採用し、米国版も日本版の価格も据え置きでした。

現状の情報を見る限りでは値上げする可能性は低そうですが、より正確な予測のためには今後のリークを待つ必要があります。

ユーザーが期待する改善点

高すぎる価格設定を無視すれば、Pixelシリーズには多くの魅力がありますが、レビューで常に指摘される不満点の1つが、ベースモデルに望遠レンズが搭載されていないことでした。

しかし、GoogleはPixel 10でこの問題を修正しました。唯一の問題は、ベースモデルの望遠レンズがさらに改良される余地があるという点です。

報道によると、100倍ズーム機能を備えた次世代望遠カメラがPixel 11シリーズ向けに開発されているとのことです。

技術的には、AIと望遠ハードウェアを組み合わせてこのような印象的なズームレベルを実現するもので、Pixel 10シリーズからさらに強化される予定です。

このハイエンド望遠レンズがProモデル専用になる可能性は非常に高いですが、少なくともベースのPixel 11の望遠レンズが何らかのアップグレードを受ける可能性はあります。

もう1つの重要な改善点は、充電速度とバッテリー寿命です。

今年のPixel 10のレビューテストでは、若干アップグレードされた30Wの充電速度でも、スマートフォンをフル充電するのに1時間前後かかり、依然として非常に遅いという結果が出ています。

SAMSUNGのGalaxy S24やS25もそれほど速くはありませんが、OnePlusやMotorolaなどのいくつかのAndroidブランドは、Pixel 10の提供する速度の2倍、場合によっては3倍の速度を実現しています。

Pixel 11でこの状況が少し変わる可能性はありますが、大幅な改善は期待できないでしょう。

まとめ

Google Pixel 11シリーズは、2026年8月の発売が有力視されています。

TSMC製造のTensor G6チップを搭載し、バッテリー寿命と発熱問題の改善に重点を置いた設計となる見込みです。

カメラ機能では4K 30fpsシネマティックブラーや100倍ズーム機能など、魅力的な新機能が追加される可能性があります。

価格については、ベースモデルで少なくとも799ドル程度になると予想されますが、Pixel 10シリーズと同程度の価格設定が維持される可能性が高いでしょう。

Pixel 11は革新的な大幅アップグレードというよりも、既存の強みを活かしながら弱点を着実に改善していく方向性となりそうです。

現時点でスマートフォンの買い替えを検討している方は、2026年後半まで待つ必要はありませんが、すでに発売されているGalaxy S25シリーズやiPhone 17シリーズなどの選択肢を検討する価値があります。

今年発売されたPixel 10シリーズはコスパが最悪なため、個人的にはiPhone 17シリーズを強く推奨します。

参考 : www.androidauthority.com

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