【最新情報】Google Pixel 10 Pro XLのスペック・価格・発売日まとめ

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Google Pixel 10 Pro XLの最新リーク情報まとめ

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Googleは今年後半、Pixel 10シリーズとして4つのスマートフォンを同時に発表する予定です。具体的には、Pixel 10Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、そしてPixel 10 Pro Foldという4機種が登場する見込みとなっています。

その中でも、Pixel 10 ProとPixel 10 Pro XLは、シリーズ内で最も高性能なモデルとして位置づけられています。

今回取り上げるPixel 10 Pro XLは、基本的にはPixel 10 Proのサイズ違いという扱いになる可能性が高く、Googleが前世代のPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLで採用した戦略を踏襲すると考えられています。

つまり、両モデル間の違いは本体サイズ、ディスプレイサイズ、そしてバッテリー容量に限定され、内部のスペックに関してはほぼ同一となることが予想されます。

本記事では、Pixel 10 Pro XLに関する最新情報を追いながら、現時点で明らかになっている仕様や、信頼性の高いリーク情報、Google公式のティザーなどをもとに、この大画面モデルの全体像を先取りしていきます。

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Pixel 10 Pro XLのスペック

メモリ/ストレージ

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Pixel 10 Pro XLのスペック詳細については、まだすべてが判明しているわけではありませんが、先代モデルであるPixel 9 Pro XLの構成を参考にすると、おおよその見当がつきます。

例えば、Pixel 9 Pro XLは16GBのRAMを搭載していたため、今回のPixel 10 Pro XLでも同様のメモリ容量になると予測されています。

また、ストレージに関しては、128GB、256GB、512GB、そして1TBという4種類のバリエーションが用意される可能性が高いです。これまでの傾向からも、この点に関しては大きな変更はないでしょう。

注目したいのはストレージの規格で、前モデルではUFS 3.1が使われていましたが、Pixel 10 Pro XLではより高速なUFS 4.0にアップグレードされることが期待されています。

アプリの起動やファイル転送速度、カメラの連写性能などにも影響する部分なので、ストレージ規格の進化は体感できるレベルでの性能向上につながる可能性があります。

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デザイン/ディスプレイ

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Google Pixel 10 Pro XLのデザインはすでにリークされており、3月にはCADベースのレンダリング画像が公開されました。

Pixel 10 Pro XLは、前モデルであるPixel 9 Pro XLのデザインをほぼそのまま踏襲すると見られており、ディスプレイ側とカメラ側がともにフラットで、側面もフラットなフレームに囲まれた形状になる予定です。

このフレーム部分には若干の丸みが施され、手に持ったときのフィット感を高める工夫も加えられるようです。

ディスプレイ上部中央にはパンチホール型のインカメラが配置され、ベゼルは上下左右すべて均等な幅で設計されるとのこと。

Pixel 9 Pro XLでもベゼルは比較的狭かったものの、競合機種の中にはさらに細いベゼルを採用している例もあり、Pixel 10 Pro XLではさらに洗練された見た目を期待したいところ。

ボタン配置についても、Google独自のスタイルが継続されるようで、電源ボタンと音量ボタンはすべて右側に配置され、電源ボタンが音量キーの上に位置するというおなじみの配置になる見込みです。

Google以外のメーカーではあまり見られない並び方ですが、Pixelシリーズではこれが定番です。

背面を見ると、横長のカメラバーが特徴的で、Pixel 9 Pro XLと同様に角丸の長方形のデザインが採用されています。

このカメラバーには3つのカメラが内蔵されており、メインカメラ、超広角カメラ、そしてペリスコープ望遠カメラという構成になる予定です。

ハードウェアスペックはPixel 9 Pro XLとほとんど変わらない見込みであり、主な進化点はソフトウェアにあるでしょう。

本体素材に関しては、Pixel 9 Pro XLと同様にアルミニウムとガラスの組み合わせが引き続き採用される可能性が高いです。

SAMSUNGやAppleが一部モデルにステンレススチールやチタンを用いているのに対し、Googleは軽量性と放熱性のバランスに優れるアルミニウムを選ぶ傾向があり、今回もその方針が維持されると考えられます。

Pixel 10 Pro XLの本体サイズは、おおよそ162.7×76.6×8.5mmとされており、Pixel 9 Pro XLとほぼ同じ寸法です。

このことから、ディスプレイサイズも引き続き6.8インチになる可能性が高く、シリーズ内での位置づけとして、大画面を求めるユーザーに向けたモデルであることが改めて確認できます。

ディスプレイ解像度は2992×1344pxLTPO OLEDパネルになると予測されています。

このディスプレイは1Hzから120Hzまでの可変リフレッシュレートに対応しており、スムーズな描画と省電力性の両立が期待されます。

SoC/ソフトウェア

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Google Pixel10 Pro XLのスペックについても、現時点でかなり具体的な情報が揃ってきました。

まず最大の注目点は、Google独自のTensorシリーズにおいて初となるTSMC製チップ「Tensor G5が搭載されるという点です。

これまでのTensorチップはSAMSUNGが製造を担当していましたが、Pixel 10シリーズからはTSMCの3nmプロセスへと移行することで、より高い電力効率や発熱の抑制、全体的な処理の安定性が期待されています。

Tensor G5は、CPU構成に1+5+2のクラスタ構造を採用すると言われており、1つの高性能プライムコア、5つのミドルパフォーマンスコア、そして2つの高効率コアという構成になる見込みです。

これらはPixel 9シリーズのTensor G4と同じCPUを採用すると言われており、実際のパフォーマンスに大きな差は無いものと考えられます。

SnapdragonやMediaTekといったライバルがどんどんパフォーマンスを向上し、AI性能もゲーム性能もレスポンスも向上する中、Tensor G5は独自のアイデンティティを確立できるのか否かに注目ですね。

現状ではそれは不可能に近いですが、フラッグシップとして標準的な価格で販売する以上、それ相応のSoC性能というのを搭載するのが当たり前ですから、何かしらサプライズがあることを期待しています。

また、モデムに関してはMediaTek製のものが採用されるという噂もあり、通信性能にも変化がありそうです。

ソフトウェア面では、出荷時にAndroid 16がプリインストールされる予定です。

カメラ

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Pixel10 Pro XLの大きな注目ポイントの1つであるカメラ性能。

今回、メインカメラには、SAMSUNG製のISOCELL GNK or GNVイメージセンサーが使われると予想されており、これは50MPで1/1.31インチです。

Pixel 9シリーズではGNKを搭載していた可能性が高いと言われているため、おそらく今回もGNKを継続するはず。

というのも、GNVはvivo X80 Pro(2022)で初搭載されたイメージセンサーで、基本的にはvivo専用で作られたモデルです。

今更このイメージセンサーを採用するのは違和感がありますし、昨年登場したばかりのGNKを搭載するのが当然と考えられます。

超広角カメラとペリスコープ望遠カメラには、SONYのIMX858 (1/2.55インチ・48MP) が使われる可能性が高く、こちらについてもPixel 9 Pro XLと変わっていません。

インカメラは少し強化され、従来の42MPから48MPへのアップグレードが予定されています。

価格/発売日

Google Pixel 10 Pro XLの価格については、複数の信頼性の高いリーク情報により、前モデルからの価格上昇が示唆されています。

具体的には、Pixel 9 Pro XLの$1,099から$100の値上げとなり、ベースモデル(256GB)で$1,199になる可能性が高いと報じられています。

ほとんどのパーツをPixel 9 Pro XLから使い回し、デザインもサイズも変わらないのに$100値上げ。一体どこにコストがかかったのでしょうか。

ここで考えられるのは、TSMC 3nmがめちゃくちゃ高いという説です。

単純にTSMC 3nmのコストが高いことに加え、Google Tensor初のTSMC以降であるため、SoCとソフトウェアの最適化にも労力がかかっていることが予想されます。

もしPixel 10 Pro XLが本当に$1,199で販売されるのであれば、日本版価格は1万円以上の値上げを覚悟すべきでしょう。

現状約16万円のPixel 9 Pro XLに約1万円上乗せして17万円… そこまで高いのであれば、もうちょっと出してGalaxy S25 Ultraを買うべきです。

一方で、Pixel 10やPixel 10 Proの価格は、それぞれ$799と$999で据え置かれる見込みです。

これらの価格情報は、現時点ではあくまでリークに基づくものであり、正式な発表は2025年8月のPixel 10シリーズの発表イベントで行われます。

その後、8月中には発売が開始され、日本でも同時期に発売する可能性が高いでしょう。

参考 : www.androidheadlines.com / www.androidauthority.com

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