販売中止になった「Google Pixel Tablet 2」のスペックが判明

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Google Pixel Tablet 2は発売しない

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2022年にPixel Tabletが発売された際、価格に対して「スペックや機能が物足りない」と感じたユーザーはかなり多く、同モデルの評価はあまり高くありませんでした。

とはいえ、その後のアップデートによって、タブレットとしてもスマートディスプレイとしても大幅に改善され、徐々に評価を上げていきました。

このようにGoogleがタブレット向けのソフトウェア開発に注力している様子から、同社によるタブレット製品は1世代だけで終わるものではなく、当然「Pixel Tablet 2」も発売すると思われていました。

ところが先週、Pixel Tablet 2として発売予定であったタブレットの販売計画が中止されたことが明らかになりました。

ここでおかしな点は、2027年に搭載が予定されているSoC「Tensor G6」に、Googleがタブレット専用の新機能をサポートするための調整を施している点です。

この情報は少し前にリークされたものであり、Googleはタブレット製品を根絶したわけではなく、将来的にはPixel Tabletの次世代機種を発売する計画があることが伺えます。

そんな感じで販売計画が真っさらになってしまったGoogle Pixel Tablet2ですが、今回、Android Authorityは同モデルの仕様をほとんど全て明らかにしました。

もしPixel Tablet2が発売していたらどのようなスペックが搭載されていたのか? さっそく見て行きましょう!

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Pixel Tablet 2のスペック

SoC

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Pixel Tablet 2には、Google最新のTensor G4が搭載される予定でした。

このTensor G4については、Pixel 9aと同様にIPoPというパッケージ技術が使用される予定でした。

Pixel 9やPixel 9 Proなどで搭載しているTensor G4がFOPLPを採用しているのに対し、Pixel Tablet 2ではIPoPが選ばれました。

その理由として、IPoPはFOPLPよりも分厚く発熱も大きいものの、製造コストが低いという特徴があります。

これがどれほど性能に影響を与えるかはまだわかりませんが、少なくとも、Tensor G2を搭載した初代Pixel Tabletと比較すればだいぶマシなパフォーマンスを発揮します。

5G対応

Pixel Tablet 2における最大の進化は、5G通信モデムの搭載でした。

前モデルではSIM通信機能が一切搭載されていなかったのに対し、新モデルではPixel 9シリーズと同じExynos Modem 5400を採用し、5G接続が可能になる予定でした。

また、5G対応モデルではGPS機能もサポートされる予定でしたが、Wi-Fiモデルにはこの機能が搭載されない仕様となっていました。

さらに、Pixel Tablet 2はIoTデバイス向けのネットワークプロトコルであるThreadにも対応予定でした。

ディスプレイ

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初代Pixel Tabletのディスプレイは、10.95インチ 2,560 x 1,600pxのLCDパネルを搭載していましたが、リフレッシュレートはわずか60Hz。

OLEDパネルを採用していない理由としては、スマートディスプレイとして使用した際に、焼き付きのリスクが少ないLCDパネルのほうが合理的だったことが考えられます。

しかし、60Hzリフレッシュレートに関しては当時の基準で考えてもイマイチな仕様。

Pixel Tablet 2では引き続きLCDパネルを採用しつつも、120Hzリフレッシュレートに対応する予定でした。

画面サイズや解像度に変更はないものの、明るさは従来の500nitから550nitに引き上げられ、少し明るいディスプレイになる計画でした。

カメラ

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Pixel Tablet 2では、カメラスペックにも小規模のアップグレードが予定されていました。

インカメラはIMX355 (8MP・1/4.0インチ) からS5K3K1(10MP・1/3.94インチ)へと変更され、解像度が向上する見込みでした。

加えて、メインカメラにはAF機能に対応したS5K3J1 (10.8MP・1/3.0インチ) にアップグレードされる予定でした。

これらのイメージセンサーは高性能と呼べるものではありませんが、Pixel Tabletに比べれば大きな改善です。

スペック一覧

参考 : www.androidauthority.com / store.google.com / nanoreview.net

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