【最新情報まとめ!】Google Pixel 9aのスペック/価格/発売日

pixel 9a 発売日
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    Google Pixel 9aの情報まとめ

    pixel 9a 発売日

    今年5月、GoogleはPixelシリーズのミドルレンジモデル「Pixel 8a」を発売しました。

    このPixel 8aでは、Pixel 7aよりも優れたSoC、ディスプレイ、バッテリーなどを搭載し、日本では72,600円で発売されました。

    確かにスペックは良くなっていますが、価格が1万円近く上昇したことで、Pixel aシリーズの魅力であったコストパフォーマンスは消し飛んでいます。

    コスパが徐々に悪くなっていく流れはPixel 9シリーズでも続いており、今後発売予定の「Google Pixel9a」でも例外ではないかもしれません。

    今回の記事では、Pixel9aのスペックやデザインに関するリーク情報を丸ごと1つの記事でまとめています

    また、いま噂されている価格とも照らし合わせ、Pixel 8aと比べた時にPixel 9aを買う価値があるのかどうか、一緒に見て行きましょう!

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    Pixel 9aのスペックは微妙そう

    1. 低スぺ版Tensor G4搭載

    pixel 9a 発売日

    Google Tensor G4は、今年8月13日に発表された8コアのSoC。

    SAMSUNG 4nmプロセス技術を使用して製造され、1つのCortex-X4コア、3つのCortex-A720コア、加えて4つのCortex-A520コアを採用しています。

    このTensor G4では、Tensor G3で発熱や消費電力が問題視されていた通信モデム「Exynos Modem 5300」を廃止し、新しい「Exynos Modem 5400」に変わっています。

    これにより、Tensor G4の実機テストによる電池持ちはPixel 8比で2時間ほど伸びたとのこと。

    ところが、Pixel 9aに搭載されるTensor G4では、この新しいモデムでは無く、旧型のExynos Modem 5300が搭載されます

    この変更は、上位機種であるPixel 9との差別化を図るためと思われます。

    いくらPixel 9aが廉価版とはいえ、発熱と省電力性に問題を抱えているモデムだということを分かっておきながら換装するというのは極端すぎる選択だと感じます。

    そもそも、上位機種用Tensor G4ですら高負荷時の発熱においてかなり酷い結果を示しています。

    実機のiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraと比べたとき、高負荷テスト時の発熱はこれら他メーカーのフラッグシップを上回り、Pixel 9 Pro XLが最もアツアツという結果に。

    新モデムで発熱が改善したかと思われたTensor G4は、実際には今まで通り激熱であったことが判明し、ユーザーは失望したことでしょう。

    また、Pixel 9a用のTensor G4では、パッケージング技術に関しても放熱性の悪いIPOPに変更される見通しです。

    2. 画面とバッテリーは大型化したが、軽量化に成功

    pixel 9a 発売日

    Google Pixel 9aに搭載されるディスプレイは、上位機種のPixel 9・Pixel 9 Proと同じく6.3インチに。

    Pixel 8aは6.1インチのディスプレイであったため、Pixel 9aの画面サイズは少し大きくなるようです。

    リフレッシュレートは60Hz~120Hzの間で動く可変式。解像度は不明ですが、Pixel 9と同様に1,080 x 2,424px程度になるはずです。

    最大輝度についても不明のままですが、少なくともPixel 8a (2,000nit)を下回ることは無いでしょう。


    少し前のリークによって、Google Pixel 9aのバッテリー容量が5,000mAhになることが明らかになりました。

    Pixel 8aは4,492mAhなので、11%程度の容量アップを達成していますね。

    ただ、最近の中華メーカーでは新しい高密度バッテリー技術の登場により、6,000mAhを超えるモデルも徐々に増えてきています。

    それらを見ていると、5,000mAhは やや物足りない感じもします。

    しかし、Pixel 9aだけでなく、その他のグローバル市場向けスマホのバッテリーが5,000mAh程度で留まっていることには、とある理由が考えられます。

    グローバル市場で発売するスマートフォンのバッテリー容量が5,100mAhを超えると輸送と搭載に関する制限が増えるため、Apple・SAMSUNG・Googleなどの企業では5,100mAh以下の容量を搭載することが多いらしいです。

    こういった側面を考えてみると、Pixel 9aはほぼ上限に近い容量を搭載していることが分かります。

    充電速度は18Wの有線充電7.5Wのワイヤレス充電で、従来モデルと同様にどちらも低速です。


    ディスプレイが大きくなったことによって、Pixel 9aでは本体サイズが154.7 x 73.3 x 8.9mmに大型化。

    Pixel 8aよりも縦が2.6mm、横幅が0.6mm増えています。

    一方、重量については186gと、Pixel 8aより2g軽くなるとのこと。

    3. メモリ/ストレージは進化なし

    pixel 9a 発売日

    今年発売されたGoogle Pixel 8aでは、8GBのメモリと128GB/256GBのストレージを搭載していました。

    メモリ規格はLPDDR5X、ストレージ規格はUFS3.1。メモリについては最新ですが、ストレージは旧式です。(最新ストレージはUFS4.0)

    Pixel 9aではPixel 8aと同じメモリ/ストレージを搭載する見込みであり、これらの規格についても全く同じ物になります。

    ちなみに、上位機種のPixel 9シリーズも全てUFS3.1の旧型ストレージを搭載しています。

    4. カメラは弱体化の可能性

    pixel 9a 発売日

    最新のリーク情報によると、Google Pixel 9aのメインカメラには大きな変更が見られます。

    従来の64MPメインカメラは48MPのイメージセンサーに置き換えられ、これはPixel 9 Pro Foldのメインカメラと同じセンサーが採用されると言われています。

    仮にPixel 9 Pro Foldと同じイメージセンサーになったとしたら、センサーのスペックは以下の通り。

    • 48MP (Dual Pixel 全画素PDAF)
    • センサーサイズ:1/2.0インチ
    • 画素サイズ:0.8μm

    一方、Pixel 8aに搭載されていたIMX787センサーのスペックは以下です。

    • 64MP (2×2 OCL 全画素PDAF)
    • センサーサイズ:1/1.73インチ
    • 画素サイズ:0.8μm

    Pixel 8aとPixel 9 Pro Foldのメインカメラの違いは、主にAF方式、画素数、センサーサイズの3点です。

    Pixel 9aがPixel 9 Pro Foldと同じイメージセンサーを搭載することで、画素数が低くなり、センサーサイズも小さくなることになります。

    このハードウェアだけを見ると、明らかなダウングレードです。

    唯一改善しているのはレンズで、メインカメラはF1.7になり、Pixel 8a (F1.9)よりも明るくなっています。

    また、Pixel 9aには引き続き望遠カメラは搭載されず、従来通り13MPの超広角カメラがあるだけです。

    インカメラも13MPで、メインカメラ以外のスペックはPixel 8aから丸ごと引き継がれる見込みです。

    Pixel 9aの優位性はソフトウェアだけで、Pixel 9シリーズと同様のカメラ機能が追加される予定です。

    5. デザインとカラーバリエーション

    pixel 9a 発売日

    先月、リーカーのOnLeaks氏とAndroid Headlinesは、Google Pixel 9aのデザインのレンダリングを公開しました。

    まず最大の特徴として挙げられるのがカメラバンプのデザインです。

    Pixel 9aの背面カメラはほぼフラットに収まり、突起部分はメインカメラと超広角カメラのレンズを囲う小さな範囲に限定されています

    Pixel 6aからPixel 8aまでのモデルで見られた、端から端まで繋がる大きな突起形状は、Pixel 9aでは廃止されるようです。

    また、ディスプレイデザインにおいては極太のベゼルが目立ちます。

    Pixel 9aは500ドル前後のミドルレンジモデルですが、最近ではこの価格帯でもベゼルが薄く洗練されたデザインが増えているため、Pixel 9aは時代に乗り遅れているデザインと言わざるを得ません。

    今回のリークで、Pixel 9aがPixel 8aから大幅にデザイン変更される可能性が示唆されましたが、この見た目にはかなり好みが別れそうですね。


    少し前にはPixel 9aの公式壁紙も流出し、同機種のカラーバリエーションが判明しました。

    Google Pixelシリーズは本体のカラーと壁紙のカラーを一致させる傾向にあるため、リークされた壁紙からPixel 9aのカラーをある程度推測することができます。

    壁紙には、花がモチーフとされている色鮮やかなデザインが採用されています。

    紫色の「アイリス」、白色の「ポーセリン」、ピンク色の「ピオニー」、そして黒色の「オブシディアン」の4つがラインアップ。

    Pixel 9aでは新色のアイリスが追加され、その他3色についてはPixel 9シリーズでも採用されていた色になります。

    リークされている4つの壁紙の高画質版は、Android Authorityのページでダウンロードすることができます。

    価格は499ドルを維持し、来年3月ごろ発売予定

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    Android Headlinesによるリークでは、Pixel 9aの価格は499ドルを維持するとしています。

    この価格はPixel 8aと同じで、仮に日本でもPixel 8aと全く同じ価格で発売するとすれば、Googleオンラインストアでは72,600円で購入できるでしょう。

    しかし、ドル円相場は依然として不安定な状況が続いているため、もしかしたら日本版については少し値上げされる可能性もあります。

    発売時期は2025年3月と言われており、現行のPixel 9シリーズと同様に、発売サイクルが2ヶ月ほど前倒しされるようです。

    Pixel 9aは買うべきなのか

    Pixel 9aを購入すべき理由としては、バッテリーの持ちが良い点が挙げられます。

    ダウングレード版Tensor G4を搭載しているとはいえ、バッテリー容量が11%増加していることを考えると、上位機種のPixel 9と同等以上のバッテリー持ちを実現していると思われます。

    処理性能やカメラ性能などよりも、第一にバッテリー持ちに重きを置いている人にとっては、Pixel 9aのバッテリー性能は魅力的でしょう。

    しかし一方で、Pixel 9aを買わずに、Pixel 8aやPixel 9を購入する、もしくは来年のPixel 10を待つべき理由もいくつか存在します。

    まず、前述した通りPixel 9aにはダウングレード版Tensor G4が搭載されており、発熱と省電力性に難のある通信モデムや、放熱性能が低いパッケージング技術などが採用されています。

    長時間の使用や負荷がかかる状況では特に熱がこもりやすく、使用感に悪影響が出る可能性があります。

    また、前モデルと比較してメインカメラ性能がやや弱体化しており、ある程度のカメラスペックを求める人には不向きな機種となるかもしれません。

    さらに、全体的にアップグレードの幅が小さく、Pixel 8aと比較しても性能面で大きな差がありません

    価格や新機能を考慮しても、わざわざアップグレードする必要性を感じにくいのも事実です。

    特に、来年のPixel 10シリーズでは、電力効率に優れたTSMCの3nmプロセスを採用したTensor G5が搭載される見込みです。

    この新しいSoCは、電力効率の改善によってバッテリー持ちの向上が期待されるだけでなく、発熱の問題も軽減されています。

    気長に待てる人はPixel 9aが発表された後で検討してみてもいいかもしれませんが、なるべく早く新しいスマホに買い替えたい人は、Pixel 8aを購入しても十分に満足できると思います。

    もしくは、今回は購入を見送って、SoCの改善が施されているPixel 10シリーズの発売までお金を貯めておくことをおすすめします。

    参考 : www.androidheadlines.com / www.androidauthority.com / store.google.com / youtu.be/nxpvKm6IIzc

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