Pixel 11 Proの全スペックが流出
2026年後半のリリースが見込まれるGoogleのフラッグシップスマートフォン「Pixel 11」シリーズについて、主要なスペックを伝えるリークが相次いで浮上しています。
今回の情報源はTelegramチャンネル「Mystic Leaks」で、Pixel 11 Pro(開発コードネーム:Grizzly)とPixel 11 Pro XL(開発コードネーム:Kodiak)に関する詳細なスペック情報が公開されました。
カメラの刷新や初めて搭載されるRGB LED、世界初となる2nmプロセスのSoC「Tensor G6」など、見逃せないポイントが多数あります。
本記事では、リーク内容を項目ごとに整理しながら、前世代との比較を交えて詳しく解説します。

ディスプレイ:サイズは据え置き、輝度だけがアップグレード
画面サイズに変化なし

Pixel 11 ProおよびPixel 11 Pro XLのディスプレイサイズは、それぞれ6.3インチと6.8インチと報告されており、前世代から変更はありません。
パネルはどちらもLTPO OLEDを継続採用します。
注目点は輝度で、屋外環境での最大輝度が2,450nitに達するとされています。
これは前世代から若干の向上であり、日差しの強い環境での視認性に貢献する改善です。
しかし、画面サイズが完全に据え置きという点は、買い替えを検討するユーザーにとって物足りなさを感じさせるかもしれません。
Googleがディスプレイのサイズを維持している理由として、持ちやすさや電池持ちとのバランス調整を優先している可能性が考えられます。
ただ、競合他社がそれぞれのフラッグシップで積極的にディスプレイを刷新しているなかで、「輝度の数値調整だけ」という印象は否定しにくいのが実情です。
カメラ:主カメラと望遠を刷新、50MPセンサーが全モデル共通か
2つのカメラモジュールが世代交代
Pixel 11 Proシリーズではメインカメラおよび望遠カメラの2つが新しいモジュールに置き換えられると報告されています。
具体的な詳細はまだ限られていますが、新たに採用される50MPセンサーはPixel 11シリーズのすべてのキャンディバー型モデル(Pro、Pro XL、ベースモデル)に共通採用される可能性があるとされています。
GoogleのPixelシリーズはカメラ性能が最大の差別化ポイントであり、前世代から2つのレンズを更新するというアプローチは評価できます。
ただし、現時点では50MPという数値以上の情報は乏しく、センサーサイズや絞り値、オートフォーカス方式などの重要なスペックは明らかになっていません。
実際の撮影性能については、正式発表まで判断を保留するのが賢明です。
SoC:世界初の2nm「Tensor G6」を搭載
Googleが独自SoCの進化を加速
Pixel 11シリーズ全体を通じて、Googleが自社開発するSoC「Tensor G6」が搭載されることが確認されています。
Tensor G6は、Googleにとって初めての2nmプロセスを採用したSoCとして過去のリークでも言及されており、主に電力効率の改善が期待できます。
2nmへの移行は、AppleのA18 Proシリーズと同等の製造世代に追いつくことを意味していますが、内部スペック的には思っていたほど高性能ではないかもしれません。
というのも、Tensor G6はCPU性能をほぼ据え置きにして、GPUについては若干ダウングレードする可能性があるためです。
詳細については下記記事をご参照ください。

バッテリー:容量が縮小
前世代のアップグレードを一部逆行
今回のリークで最も議論を呼びそうな点が、バッテリー容量の変化です。
Pixel 11 Proは4,707mAh、Pixel 11 Pro XLは5,000mAhと報告されており、前世代のPixel 10 ProおよびPro XLと比較して容量が削減されている可能性があります。
ただし、リークされた数値は「定格容量」であり、実際に製品パッケージやスペック表に記載される「公称容量」よりも小さくなるのが一般的です。
そのため、実際の電池持ちが前世代と比べて大きく劣化するかどうかは、Tensor G6の電力効率の向上とあわせて評価する必要があります。
それでも、数字だけを見ると「退化」と受け取られかねない変更点であることは間違いなく、Googleが正式発表でどのように説明するのかが注目されます。
「Pixel Glow」RGB LED:温度計を廃止し、発光演出を採用

今回のリークで特にユニークなトピックが、カメラバンプ内に搭載される「RGB LEDアレイ」の存在です。
Pixel 11 Proシリーズを含む全Pixel 11 Proラインナップ(Foldも含む)では、前世代に搭載されていた体温計センサーが廃止され、代わりにRGBのLEDライトが搭載される見込みです。
この機能は「Pixel Glow」という名称で複数の過去リークにも登場しており、Nothing Phone 4a Proのグリフインターフェイスに似た概念ながら、規模はより小さなものになるとされています。
正確な形状や配置はまだ不明ですが、通知の表示や着信時の発光パターンなど、さまざまな用途での活用が想定されます。
体温計センサーの廃止は、Googleがコロナ禍を経て健康機能の優先度を見直したことを示唆しているかもしれません。
一方で、RGB LEDという「見た目に分かる変化」をフラッグシップに持ち込む判断は、従来のPixelらしさとは少し異なる方向性を感じさせます。
日本版の価格予想
現時点で日本版の公式価格は発表されていません。
参考として、2025年に発売されたPixel 10 Proシリーズの日本国内価格を踏まえつつ、現在の為替レート(1ドル≒157円、2026年5月時点)を考慮すると、以下のような価格帯が予想されます。
- Pixel 11 Pro(128GB):約175,000円〜185,000円
- Pixel 11 Pro XL(128GB):約193,000円〜203,000円
円安傾向が続く状況では、Pixel 10シリーズから完全に据え置きの価格を維持するのは難しいように思います。
おそらく、数千円~1万円程度の値上げを行うはず。
過去のPixelシリーズ発売パターンから、日本での販売開始は8月になる可能性が高いと見られています。
まとめ
今回リークされたPixel 11 ProおよびPro XLのスペックをまとめると、進化の核心は「Tensor G6(2nm)によるSoC性能の大幅向上」と「カメラの2モジュール刷新」に集約されます。
2,450nitの輝度向上や「Pixel Glow」RGB LEDといったユニークな機能も注目に値しますが、ディスプレイサイズの据え置きやバッテリー容量の縮小については、前世代からの乗り換えを検討するユーザーに対して積極的な動機を与えにくい部分です。
価格についても光学であり、それでいてスペックは平凡。SoCに関しては低スペックです。
今のところ買う価値はどこにもありませんが、発表イベントでは何を売りにするのか、非常に興味深いところです。
参考 : https://www.androidauthority.com

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