Galaxy S26 Edgeからの急な路線変更
SAMSUNGがなぜ土壇場でGalaxy S26 Edgeの計画を撤回したのか、その理由は明白です。
Galaxy S25 Edgeの販売不振が大きな要因となっています。
市場での反応が芳しくなかったため、SAMSUNGは従来のネーミング戦略に立ち返ることを決断しました。
しかし、これは単なる名称変更に留まらず、デザインコンセプトそのものが変更されることになりました。
以前に独占公開されたGalaxy S26 Edgeのデザインは使用されず、全く新しいアプローチが採用されています。

Galaxy S26+の外観デザイン

2025年11月10日、SAMSUNGの次期フラッグシップモデル「Galaxy S26+」の独占CADレンダリング画像が公開されました。
当初、SAMSUNGはGalaxy S26シリーズの一員として「Galaxy S26 Edge」を発表する予定でしたが、計画が変更され、従来通りの「Galaxy S26+」として発売されることが明らかになっています。
この変更により、デザインも当初予定されていたものから大幅に見直されました。
今回公開されたCADベースのレンダリング画像から、Galaxy S26+の詳細なデザインが明らかになりました。
なお、画像で使用されている色は公式のものではなく、視覚的な表現のためのものです。
フロントデザインの特徴

Galaxy S26+は6.7インチのフラットディスプレイを採用しています。
ディスプレイ上部中央には、パンチホール型のフロントカメラが配置されています。
ベゼルは薄く均一で、現代的なスマートフォンデザインの潮流に沿ったものとなっています。
デバイスの四隅は適度に丸みを帯びており、Galaxy S26 Ultraよりもわずかに丸みが強調されています。
フレームとボタン配置
本体側面のフレームは基本的にフラットですが、快適性を考慮してエッジ部分はわずかにカーブしています。
このデザインは前モデルのGalaxy S25+でも採用されており、持ちやすさと操作性を両立しています。
すべてのボタンは右側面に配置されており、音量アップ・ダウンボタンの下に電源ボタンが配置されています。
最大の変更点はカメラデザイン

Galaxy S26+の最も注目すべき変更点は、背面のカメラデザインです。
左上隅に縦長の土台が配置され、その上に3つのカメラレンズが搭載されています。
各カメラレンズは個別に突出しており、LEDフラッシュは土台の右側に配置されています。
背面パネルはフラットで、下部にSAMSUNGのブランドロゴが刻まれています。
これは前モデルのGalaxy S25+が各カメラレンズを直接背面パネルから突出させていたのとは対照的なデザインです。
また、当初計画されていたGalaxy S26 Edgeの大型カメラバーデザインとも異なります。
本体サイズ
CADデータから判明した本体サイズは、158.4×75.7×7.35mmです。
薄型デザインではありますが、Galaxy S26 Edgeとして計画されていたモデルほどの薄さはありません。
厚みはGalaxy S25+とほぼ同等となっています。
Galaxy S26+のスペック情報
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイサイズ | 6.7インチ |
| ディスプレイ解像度 | QHD+ (3120 x 1440) |
| リフレッシュレート | 1-120Hz (アダプティブ) |
| 本体サイズ | 158.4 x 75.7 x 7.35mm |
| 重量 | 未定 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5 / SAMSUNG Exynos 2600 |
| RAM | 12GB and/or 16GB (LPDDR5X) |
| ストレージ | 256GB/512GB (UFS 4.0)、非拡張 |
| メインカメラ | 50MP |
| 超広角カメラ | 12MP |
| 望遠カメラ | 10MP or 12MP |
| フロントカメラ | 12MP |
| バッテリー | 4,900mAh |
| 充電 | 45W有線充電、15W Qi2ワイヤレス、リバース有線 |
| OS | Android 16 with One UI 8.5 |
| ネットワーク・接続 | 5G、LTE、Wi-Fi 7、Wi-Fi Direct、Bluetooth 6.0 |
| 防水防塵 | IP68 |
| カラー | 未定 |
Galaxy S26+は2種類のSoCを使い分ける戦略の対象となる見込みです。
地域によって、Qualcommの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」か、SAMSUNGの自社製チップ「Exynos 2600」のいずれかが搭載されます。
RAMについては、12GBのLPDDR5Xが搭載される可能性が高いですが、16GB版も用意されるかもしれません。
ストレージは256GBと512GBの2つのオプションが用意される見込みです。
UFS 4.0フラッシュストレージが採用され、microSDカードスロットによる拡張には対応しません。
ディスプレイは6.7インチのLTPO AMOLED 2Xパネルが搭載される見込みです。
リフレッシュレートは1-120Hzの可変式で、シーンに応じてリフレッシュレートを変えることでバッテリー持ちを改善します。
解像度は3120×1440で、保護ガラスにはGorilla Glass Victus 2が採用される可能性があります。
アスペクト比は19.5:9が予想されていますが、変更される可能性もあります。
また、ディスプレイパネルは完全にフラットで、パンチホール型のフロントカメラが配置されます。
バッテリー容量については確定情報がありませんが、Galaxy S25+と同じ4,900mAhが採用される可能性があります。
Galaxy S26 Ultraも前モデルと同じ5,000mAhバッテリーを搭載すると噂されているため、Galaxy S26+も同様のパターンになるかもしれません。
充電速度は有線45W、ワイヤレス15Wが予想されていますが、ワイヤレスが25Wになる可能性もあるとのこと。
本体内部にはQi2ワイヤレス充電に対応するマグネットが配置されます。充電器は同梱されません。
カメラに関する情報は錯綜しており、一部でのリーク情報によれば、50MPメインカメラ(ISOCELL S5KGNG、1/2.76インチセンサー)、12MP超広角カメラ(Sony IMX564、1/2.55インチセンサー)、12MP望遠カメラ(ISOCELL S5K3LD、1/3.2インチセンサー)が搭載されるとされています。
しかし、この情報ではメインカメラセンサーのサイズが小さすぎるため、さすがにありえないだろうとは思いますけどね。
より信頼できる情報源によれば、望遠カメラはさらに小型化され、メインカメラは前モデルと同じものが継続採用されるとのことです。
超広角カメラも同様か類似のものになると予想されます。
いずれにせよ、カメラハードウェアに大きなアップグレードは期待できないようです。ここはSAMSUNGのやることですから仕方ないですね。過度な期待は禁物です。

Galaxy S25+との比較
デザインの違い

最も明白な違いは背面のカメラデザインです。
Galaxy S25+は3つのカメラレンズが背面パネルから直接突出していますが、Galaxy S26+では全体を囲う土台の上に3つのレンズが配置されています。
土台自体も突出しており、さらに各レンズも個別に突出しています。カメラバンプとしてはよくありがちなデザインですね。
LEDフラッシュの位置は両モデルとも同じです。
フロント側から見ると、両モデルの区別はほぼ不可能です。
どちらもフラットディスプレイを採用し、中央上部に同じ位置にパンチホールカメラがあり、ベゼルも薄く均一で、四隅の丸みも似ています。
高さと幅もほぼ同じで、Galaxy S26+がわずかに幅広い程度です。
両モデルともアルミニウムとガラスで構成され、フラットな側面を持ちます。
重量についてはまだ不明ですが、Galaxy S25+と同等になると予想されます。
スペックの比較
プロセッサが最も明確な違いです。
Galaxy S25+はQualcommのSnapdragon 8 Eliteを搭載していますが、Galaxy S26+は地域によってSnapdragon 8 Elite Gen 5またはExynos 2600を搭載します。
ディスプレイスペックはほぼ同じになる可能性が高いです。
両モデルとも6.7インチで、Galaxy S25+は3120×1440のLTPO AMOLEDディスプレイにアダプティブ120Hzリフレッシュレートを搭載しています。
Galaxy S26+も同様のディスプレイを搭載する可能性がありますが、輝度や保護ガラスで違いが出るかもしれません。
ストレージオプションも256GBと512GBで共通になる見込みです。
RAMはGalaxy S25+が12GBに対し、Galaxy S26+は12GBまたは16GBのLPDDR5Xが搭載されます。
バッテリーも同じ4,900mAhが採用される可能性が高いです。
Galaxy S26+はAndroid 16とOne UI 8.5を搭載して出荷され、Galaxy S25+も既にAndroid 16アップデートを受けていますが、One UI 8.5はGalaxy S26+発売後に提供されます。
カメラの進化は限定的
カメラハードウェアについては、どの情報を信じるかによって見方が変わります。
Galaxy S25+は50MPメインカメラ、12MP超広角カメラ、10MP望遠カメラを搭載しています。
これらのカメラはハードウェア的に最新・最高のものではありません。
信頼できる情報源は、カメラセンサーのアップグレードはないと予想していますが、一部の情報源は2つのセンサーがアップグレードされると主張しています。
より正確性が高い情報は今後のリークを待つべきでしょう。
価格競争はかなり厳しそう
SAMSUNGがGalaxy S25+と同じ999ドルの価格を維持するか、値上げした場合、Galaxy S26+は市場で激しい競争に直面します。
999ドル前後の価格帯には多くの競合製品が存在します。
例えば、iPhone 17は米国で799ドル、Pixel 10 Proは999ドルで販売されています。
米国以外では、OPPO、vivo、Xiaomi、HONOR、Realmeなどのブランドからさらに多くの選択肢があります。
日本でもApple / Google / OPPO / Xiaomiなど多くのメーカーがハイエンド~フラッグシップを投入しており、Galaxy S26+の販売台数は伸び悩む可能性があります。
Galaxy S25+の販売実績がその好例です。
Galaxy S26とGalaxy S26 Ultra
Galaxy S26+に加えて、SAMSUNGはGalaxy S26とGalaxy S26 Ultraも発表する予定です。
Galaxy S26は基本的にGalaxy S26+の小型版となります。
ディスプレイサイズ、解像度、バッテリー容量、有線充電速度を除けば、ほぼ同じスペックを持ちます。
デザインもGalaxy S26+と同じになると予想されますが、当然ながら本体サイズは小さくなります。
これは昨年のモデルと同じパターンです。
Galaxy S26 Ultraは兄弟モデルとこれまで以上に似たデザインになる見込みですが、それでもいくつかの違いがあります。
背面により多くのカメラを搭載するため、外観が異なります。
四隅もわずかにシャープですが、依然として丸みを帯びています。
また、Galaxy S26 UltraにはSペンスタイラスが付属しますが、Galaxy S26とGalaxy S26+には付属しません。
まとめ
Galaxy S26+は、当初のGalaxy S26 Edge計画から急遽変更された経緯を持つ興味深いモデルです。
デザイン的にはGalaxy S25+との違いはカメラレンズの土台に集約されており、スペック面でも大きな進化は限定的で、プロセッサの世代交代とRAMの増量が主な改善点となりそうです。
SAMSUNGがこの戦略で市場シェアを維持・拡大できるかどうかは、実際の製品発表と市場の反応を待つ必要があります。
Galaxy S25 Edgeの失敗を教訓に、より保守的なアプローチを選択したSAMSUNGの判断が正しかったのか、2025年の発表時に明らかになるでしょう。



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