SAMSUNGが2027年に仕掛ける「カメラ革命」の全貌
Galaxy S26 Ultraが日本でも発売されたばかりだというのに、SAMSUNGの開発チームはすでに2027年モデルの準備を本格化させています。
リーク情報によると、Galaxy S27 Ultraでは4年ぶりとも言える大規模なカメラセンサーの刷新が行われる見込みです。
注目すべきは、解像度の数字ではなく「光の処理方法そのもの」を根本から変えようとしている点。
ハードウェアレベルで白飛びを防ぐ新技術の搭載が検討されており、Xiaomi 17 Ultraのような強力なダイナミックレンジを実現するかもしれません。

新センサー「ISOCELL HPA」が登場か

200MPという数字は変わらず、中身が別物に
今回のリークの中心にあるのが、「ISOCELL HPA」というコードネームを持つ新型センサーです。
解像度は現行と同じ200MPを維持するとされていますが、その内部アーキテクチャが大きく変わります。
センサーサイズについてはまだ情報が錯綜していて、1/1.12インチという大型サイズを示す情報もあれば、現行の1/1.3インチに近い「ISOCELL HP6」という型番を指す情報もあります。
最終的にどちらになるかは今後の続報を待つ必要があります。
このリーク情報を伝えたのは、Weiboで活動する信頼性の高いリーカー「Digital Chat Station」です。
SAMSUNGの開発現場では、すでに新技術の実機テストが始まっているとのことで、内部での開発熱度は相当高いとされています。
LOFIC技術とは何か?白飛びを「物理的に防ぐ」仕組み

スマートフォンカメラが抱えてきた根本的な弱点
晴れた日の屋外写真や、極度に明るい照明などを撮影した際、明部が真っ白に飛んでしまった経験はないでしょうか。
これは白飛びと呼ばれる現象で、センサーの各ピクセルが受け取れる光量に限界があるために起こります。
現在の各社のスマートフォンは、この問題をHDR合成といったソフトウェアで補正するアプローチをとってきました。
HDR合成では、明度を下げたくらい写真 + 中間の写真 + 明るい写真を組み合わせることで、白飛び・黒潰れの無い写真に仕上げることができます。
LOFIC技術が根本から変えること
「LOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor)」は、撮像素子のダイナミックレンジをハードウェアレベルで拡張するための技術です。
この仕組みでは、各ピクセルに通常の受光部(フォトダイオード)に加えて、追加の容量(コンデンサー)が設けられています。
強い光が当たると、まずフォトダイオードに電荷が蓄積されますが、一定量に達すると電荷は隣接するコンデンサー側にも分配されるようになっています。
これにより、通常のピクセルだけでは飽和してしまうような強い光の情報も失われず、別の容量に保持されます。
一方で、弱い光の情報は従来通り高感度に記録されるため、暗部から明部まで幅広い明るさを同時に捉えることが可能になります。
たとえば、通常のピクセルを「小さなコップ」、LOFIC側の容量を「より大きな容器」と考えると理解しやすいでしょう。
光が弱いときはコップだけで十分に測れますが、光が強くなると大きな容器にも同時に受け止めることで、あふれ(飽和)による情報の欠落を防ぎます。
このようにLOFICは、異なる容量を持つ複数の受け皿で同時に信号を取得し、それらを統合することで、白飛びを抑えつつ自然な階調を持つ画像を実現します。
SAMSUNGがセンサー刷新を迫られている背景

ご存じの通り、SAMSUNGのフラッグシップカメラは2023年のGalaxy S23 Ultra以降、主要センサーの変更がほとんど行われていません。
画質の進化は主にソフトウェアの改良によって実現されてきましたが、ハードウェアの進化が伴わなければ、ある時点から限界を迎えます。
ユーザーやレビュアーからも「いい加減変えるべき」という声は上がっており、Galaxy S27 Ultraでの刷新はむしろ遅すぎたと言えるかもしれません。

XiaomiとAppleが先行している現実
競合他社の動きも見逃せません。Xiaomiはすでに最新フラッグシップにLOFICを持つハードウェアを搭載し、白飛び耐性の高さが各レビューで高評価を得ています。
Appleも次世代iPhoneシリーズに向けて、ソフトウェアの後処理に依存しない、物理的な高ダイナミックレンジを実現するセンサーの開発・採用を進めているとされています。
しばらくハードウェアによる競争から離脱していたSAMSUNGですが、この流れに乗り遅れることは、最上位モデルとしての評価に直結します。
Galaxy S27 Ultraの日本価格はどうなる?
現時点での為替レートは1ドル=約159円前後で推移しています。
Galaxy S26 Ultraの日本国内価格は218,900円(12GB/256GBモデル)で発売されており、これを基準にするとGalaxy S27 Ultraの日本版価格は以下のような予想が成り立ちます。
- 12GB/256GB:220,000円〜235,000円前後
- 16GB/512GB:250,000円〜270,000円前後
- 16GB/1TB:300,000円~320,000円前後
LOFICセンサーの搭載によってコスト増が見込まれるため、前モデルから若干の値上がりが予想されます。
ただし、2027年初頭にかけて円安がどう動くかによって最終価格は大きく変わる可能性があります。
参考 : https://winfuture.de/news,157228.html



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