Galaxy S27シリーズ、発表前に全モデルの外観が判明
Samsungの次期フラッグシップ「Galaxy S27」シリーズについて、CADベースのレンダー画像が立て続けに流出しました。
対象はGalaxy S27(無印)、新モデルのGalaxy S27 Pro、そしてGalaxy S27 Ultraの3機種です。
OnLeaksによる今回のリークは、正面・背面・側面の各アングルを網羅しており、現行のGalaxy S26シリーズからどこが変わり、どこが変わっていないのかがかなり具体的に見えてきました。
この記事では、3機種のデザインの違いとスペック予想、発売時期、そして気になる日本円での価格予想までをまとめて整理します。
Galaxy S27(無印)はほぼ変わらず

まず無印のGalaxy S27ですが、正直なところ大きな変化はほとんど見当たりません。
背面のトリプルカメラは縦並びのレイアウトを継続しており、平置きしたときのカメラユニットのガタつきについても、これまでと同じ状態が続くとみられます。
サイズは約149.75×71.88×7.25mmで、現行のGalaxy S26(149.6×71.7×7.2mm)とほぼ同じです。
ディスプレイサイズも6.3インチを維持しており、ここ数世代にわたって続いている「小型フラッグシップ」というポジションに変化はありません。
ベゼルがわずかに薄くなった可能性がある程度で、写真を並べて比較しても違いを見つけるのは難しいレベルです。
正直なところ、価格が上がり続ける一方でここまで代わり映えがないと、無印モデルを選ぶ動機は年々薄くなっている印象を受けます。
Galaxy S27 Proは新デザインを採用

続いて注目したいのが、今回新たに発売予定とみられるGalaxy S27 Proです。
デザインはGalaxy S27 Ultraをそのまま小型化したような仕上がりで、背面には同じくカメラバンプを配置したトリプルカメラを搭載します。
GoogleやAppleがPro/Pro XLやPro/Pro Maxという名称で展開しているのに対し、Samsungは無印・Pro・Ultraという独自の3段階構成を採用する形です。
CADを見る限り、Galaxy S27 UltraにはあるSペン用のスロットがGalaxy S27 Proには見当たらず、Sペン非対応というのがUltraとの最大の違いになりそうです。
サイズは約154.06×73.77×7.95mmで、ディスプレイは約6.6インチとされています。
Galaxy S27 Ultraと比べるとディスプレイは約0.3インチ小さく、縦は約9mm短く、横は約5mm細くなる計算です。
片手での操作感を重視するユーザーにとっては、Ultraよりも扱いやすい選択肢になるかもしれません。
Galaxy S27 Ultraは新デザイン+Sペン継続

最も設計変更が大きいのがGalaxy S27 Ultraです。
これまで左端に縦並びで配置されていたカメラを、上部にまとめたレイアウトへと変更します。
この形状は昨年のiPhone 17 Pro/Pro Maxに近いとされ、ネット上では模倣という声も出ていますが、Samsung自身は昨年キャンセルとなったGalaxy S26 Edgeの段階で、同種のデザインをすでに検討していたと説明しています。
賛否はあるにせよ、カメラを大型化しやすく放熱設計の余地も生まれるほか、これまで実現できていなかったマグネット充電への対応にもつながるとみられ、設計面での合理性は高いといえます。
サイズは約163.76×78.25×7.97mmで、現行のGalaxy S26 Ultra(163.6×78.1×7.9mm)よりわずかに大きくなります。
カメラ部分の厚みは約12.53mmとかなり存在感があり、本体の厚みに近い数値になっている点は気になるポイントです。
心配されていたSペンの廃止については、CADの左下にスロットとみられる痕跡が確認できるため、継続搭載でほぼ間違いなさそうです。
3機種のスペック予想を項目別に整理
ここからは、リーク情報をもとにした3機種のスペック予想を、SoC・カメラ・バッテリーの項目別に見ていきます。
SoCとメモリ、RAMは据え置きの見込み
SoCについては、Galaxy S27 ProとUltraがQualcommの次世代SoC「Snapdragon 8 Elite Gen 6 Extreme」を搭載するとみられています。
一部地域ではSamsung製の「Exynos 2700」が採用される可能性もあり、テスト段階の性能はQualcommの次世代SoCに匹敵するとの情報も出ています。
無印のGalaxy S27については、Exynos 2700がテストで好調とされていることから、世界的にExynosへ統一される可能性も指摘されています。
一方でRAMについては、無印が12GBのまま据え置かれる見込みです。
現在進行中の半導体不足の影響もあり、無印モデルでこれ以上のRAM搭載量アップは難しいとみられていますが、毎年価格が上がっているにもかかわらずメモリ容量が増えないという状況には、率直に物足りなさを感じます。
Proについては12GBに加え、上位ストレージで16GBオプションが用意される可能性があるとされています。
ストレージは無印が256GBから、Proは256GB/512GB/1TBの3構成になる見込みです。
カメラは無印のみセンサー刷新、Pro・Ultraはほぼ共通
カメラ面での最大の話題は、無印のGalaxy S27で自社製ISOCELLセンサーからSONY製センサーへの切り替えが検討されている点です。
これが実現すれば、無印モデルのメインカメラ変更としては5年以上ぶりということになり、久しぶりに実質的なアップデートが入る可能性があります。
Galaxy S27 ProとUltraのカメラ構成は共通点が多く、どちらも200MPのメインカメラと50MPの超広角カメラを搭載するとみられています。
望遠についてはUltraが50MPの5倍相当を採用するのに対し、Proは12MPの3倍相当にとどまる予想で、望遠性能はUltraが一枚上手という位置づけです。
なお、Ultraの5倍望遠センサーはこれまでと同じ1/2.52インチとされており、望遠カメラそのもののセンサーサイズはあまり手を加えられていない可能性があります。
ここ最近のUltraシリーズはメインカメラの派手なアップデートが続いた一方、望遠側はやや置き去りにされている印象で、この部分は今回も継続の課題として残りそうです。
バッテリーはシリコンカーボン採用でようやく容量アップ
バッテリーについては、3機種そろって容量アップが見込まれています。
SamsungはGalaxy Z Fold8やGalaxy Z Flip8といった折りたたみシリーズで、すでにシリコンカーボン電池を採用済みです。
これをGalaxy S27シリーズにも展開する見込みで、無印は現行比で約14%増となる4,900mAh前後、Ultraは5,700mAh前後になるとみられています。
Proについては5,200mAh程度と予想されており、Ultraよりは控えめながら現行のPlusモデルよりは余裕のある容量です。
シリコンカーボンの採用自体は小さな一歩ながら、バッテリー面での底上げとしては素直に歓迎できる変更といえます。
発売時期はいつ?
Samsungは近年、Galaxy Sシリーズの発表時期を後ろ倒しにする傾向があります。
以前はCESの直後、1月に発表するのが定番でしたが、Galaxy S26シリーズは2026年2月26日に発表されました。
この流れを踏まえると、Galaxy S27シリーズもモバイル・ワールド・コングレス(MWC)の直前にあたる2027年2月22日の週に発表される可能性が高いとみられています。
現時点から数えると、発表まではおよそ半年というタイミングです。
価格はいくらになる?
価格面では、いずれのモデルも値上げが予想されています。
背景にあるのはメモリ市場の需給ひっ迫、いわゆるRAM不足で、Samsungに限らずスマートフォン業界全体で部材コストが上昇している状況です。
Galaxy S26では2021年のGalaxy S21以来となる値上げが実施され、価格は799ドルから899ドルに上がりました。
Galaxy S27ではさらに100ドルの値上げが予想されており、999ドル程度になる見込みです。
日本円については、2026年8月28日時点の為替レート(1ドル=159円台)と、現行のGalaxy S26(899ドル・136,400円)の価格差から換算すると、Galaxy S27は151,800円前後になると予想されます。
新設のGalaxy S27 Proについては、現行のGalaxy S26 Ultra(1,299ドル・218,900円)と同程度の価格帯に収まるとの見方が有力です。
つまりProは999ドルの無印より高く、Ultraよりは手ごろな中間の立ち位置ということになります。
最も気になるGalaxy S27 Ultraは、現行のUltraからさらに100ドルの値上げで1,399ドル、場合によっては1,499ドルまで上がる可能性も指摘されています。
日本円ではそれぞれ235,800円前後、1,499ドルのケースでは252,800円前後になる計算です。
Galaxy S20 Ultraの発売当時の価格が1,499ドルだったことを考えると、仮に1,499ドルまで上がった場合は当時の水準まで戻ることになります。
まとめ
Galaxy S27シリーズは、無印がほぼ現状維持、ProとUltraが新デザイン採用という形で、3機種それぞれの立ち位置がはっきりしたラインナップになりそうです。
一方で、無印のディスプレイサイズやRAM容量が据え置かれる点、Ultraの望遠センサーサイズが変わらない点など、価格が上がる割にはハードウェア面での伸びしろが小さいと感じる部分も少なくありません。
発表は2027年2月下旬と予想されており、正式な発表までは今後も続報が出てくるとみられます。
価格や仕様の確定情報については、続報が入り次第あらためて詳しく取り上げます。
参考 : https://www.androidheadlines.com







